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No.2 自然と重なり合うバイオリズム

最近デザイン経営と耳にするようになりました。FLYDAYZも「デザイン経営をしましょう」という話し方で提案することはないのですが、デザインの考え方が経営を良い方向に導くことは実感としてあるなぁと思っています。

「デザイン経営」とは、デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法です。その本質は、人(ユーザー)を中心に考えることで、根本的な課題を発見し、これまでの発想にとらわれない、それでいて実現可能な解決策を、柔軟に反復・改善を繰り返しながら生み出すことです。

経済産業省

こうは書いてますけど、経営にデザインを取り入れましょうと言っても、そんなことより売り上げを上げないとあかんねんとおっしゃる方が日本には多い気がします。

それもそのはず、
これまでの企業は合理主義の考え方で経営をされてきました。
生産性、効率性などのキーワードが会議の中でもよく議題に上がっていたかと思います。
過去の経験から未来を予測し、戦略を立て、適切に実行すれば成功できるという考え方です。

しかし一方で、
WEBサイト上ではVUCAの時代に突入し、予測が難しくなっていますと書いてあったりします。なんでやねーんと思ったりする時もあるのですが、私たちはこれからより一層「正解のない時代」を生きていかなければなりません。大事なのは何をするのではなく、自分たちがどういう存在でどういう世界に生きているかを自らに問い、言語化していく必要があります。

私たちは「カタチにするデザイン」の前に「考えのデザイン」を行っています。問いを立て「組織が持っている想いをカタチにして実装していく」一連の流れを伴走しながらお手伝いします。
ただし、そうして言語化した想いを言葉として掲げているだけでは意味がなく、企業活動(営業活動、コミュニケーション、組織文化、採用活動)など、あらゆる工程で組織が向かうべき方向性を表明・共有していく必要があります。

最近では、デザインを経営に取り入れることで実際に売上にアップしたというデータも多くなってきました。
経営とデザインは相互に連携し合うためには、組織内でデザインチームの発足と各部署間の連携が重要です。経営者の方はデザインの重要性を認識し、デザインを経営戦略に組み込むことで価値創造を行うインフラを構築できます。同様に、デザインサイドとしては組織の想いサービスを取り巻く市場の要求を理解し、それを最大化するコミュニケーションデザインを行うことで経営の成果を高めることができます。

海外の有名スタートアップはデザインの考え方をスタートの段階から取り入れている企業も多いですね。

まずは一緒に想いを言語化しましょう。
では、また来週ー!


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