好きなゲーム音楽をプレイリストでまとめてみました その4(ラスト)

趣味で書き始めたゲーム音楽プレイリスト紹介記事も今回でラスト。

前回の冒頭でも書きましたが、本来は創作活動とかを進めたいのですが気力体力的に波があるもので、でも何かしていたい……と本腰を入れて進められないうちは趣味の中のさらに趣味時間みたいな時間の過ごし方でこの記事を書いてきてます。

↑僕は何を言ってるのだ?????(´・ω・`)

と、ともかく、何か活動していたいけど活動し切れない間の気晴らしに書いてます。そのうち余力も湧いてきて創作活動も再開するでしょう。

さて、その4、最後の記事に移ります。

例によってお気に入り度を★1~10で表現し、曲に対してコメントなど浮かべば書きます。音楽の専門知識には疎い為、専門的な解説などは出来ません。全て個人的な感想と僕の主観で持ちうる情報です。悪しからず。

133MAZE OF LIFE(ペルソナQ)歌:川村ゆみ&平田志穂子 ★★★★★★★★

いきなり積んだゲームの曲からですOTZ
もうこの辺は当たり前のように積んだゲームについての曲が出て来てますね。
『人生の迷宮』という意味だそうで。アトラスによるペルソナシリーズのセルフコラボ的作品の主題歌です。高難易度で有名な世界樹の迷宮にペルソナ3、ペルソナ4の登場人物を掛け合わせた、ある意味『イイトコ取り』な作品。お祭りゲーとも言えますか。
ただ、ただですよ? 積んだという人は結構多いはず。ダンジョン攻略めちゃくちゃ難しいです。世界樹の迷宮システム甘く見てた……事前にこのシステム難しいからオススメしないよ、とSNSつながりの人から忠告されてたのにねえ……。
曲調自身は3と4のキャラが一堂に会する作品らしく華々しい印象が第一ですが、どこか悲しげな雰囲気も同時に感じる。それがペルソナシリーズクオリティ、ってやつですかね。バイオリンの主旋律と川村さん平田さんの歌声が絶妙にマッチしてます。

134ポロニアンモール‐in the labyrinth‐(ペルソナQ) 歌:川村ゆみ ★★★★★★

ペルソナ3の曲のアレンジです。ダンジョンに踏み入る前の回復施設の曲です。ダンジョンに入る前のペルソナQの世界は文化祭シーズンの学園の中ということで……回復施設は保健室です。中で衣装をナース風にアレンジしたベルベットルームの住人がいます。なんとなくセクシーなムードが気に入ってます。保健室でナースさんが待ってるとかいろいろ想像しちry(※この文章はメギドラオンされました)

135Light the Fire Up in the Night~KAGEJIKAN~(ペルソナQ)歌:川村ゆみ&Lotus juice ★★★★★★★

3の主人公をQの主人公に選んだ場合の戦闘曲。そのアレンジ曲です。早期購入特典のCDに収録されていました。原曲よりもクールさと強さが強調されている感じがする上、Lotusさんのラップが物凄くカッコ良く決まってます!

136Best Friend(ペルソナ4 ジ・アルティメット・イン・マヨナカアリーナ)歌:川村ゆみ ★★★★★★★★★★

RPGの名作シリーズのペルソナがなんと格ゲーに!! 制作は格ゲーとして大手のアークシステムワークス(前のその3の記事で紹介したギルディギア作ってる会社ですね)。ダンシングオールナイトで音ゲーにもなったり、ペルソナシリーズのスタッフさんは本当にチャレンジ精神にあふれていますね!!
ペルソナとはいえ格ゲーの主題歌なので、Best Friendと言ってもコミュとかの関係ではなく 強  敵  (と  も) ! !カカァッ(拍子木が鳴る音)なんでしょうねきっと。ペルソナシリーズのカラーはしっかり踏襲しつつ、格ゲーらしい静かに闘志を燃やすような熱い一曲になってます。

137Burn My Dread(ペルソナ3) 歌:川村ゆみ ★★★★★★★★

時系列がこれまた前後しますが、初めて原曲を聴いたのが2016年のペルソナ5の特典ベスト盤サントラということで……。主題歌です。『恐怖を燃やし尽くせ』という意味??? ペルソナ3は積みどころかソフトも持っていない未プレイなのでゲーム内容に関しては何も語れません……Steamでペルソナ4ザ・ゴールデン出たから、3も出てくれないかな~。
静かで悲哀を帯びた歌い出しからのROCKで熱い展開が最高にカッコイイです!!

138ペルソナ(女神異聞録ペルソナ) ★★★★★★

メガテンの外伝・ペルソナシリーズの第一作のオープニングテーマ!! ……なんですが、なんでここで今更、というとこれもペルソナ5限定版特典のCDに収録されていたうえ、リメイクされた音源なんだからですね。
ピアノ独奏で妖しく、大いに人間の精神への恐怖、不安、悲哀などを掻き立てる……シリーズの原点は最近の作風と違い、ひたすらに陰鬱なテーマだったこと。そしてそのダークさは3以降リニューアルされたペルソナでもしっかりと息づいていることが感じられる一曲。惹きつけられます。

139Wake Up, Get Up, Get Out There(ペルソナ5)歌:Lyn ★★★★★★★★

はい、そして来ましたそのペルソナ5主題歌!! CMなどでも度々流れたので印象に残っている人も多いはず。OPムービーはこれまでに更に磨きがかかったスタイリッシュさ、ハイセンスさ。実に洗練され切っています。キャラ達がフィギュアスケートの動きでアクションするのも見ていて心地いいですね。そのオシャレさにマッチしつつ、主人公たちの抱える問題や打倒すべき目標などがしっかりと歌い上げられています。
ゲーム内の膨大なボリュームにもかかわらず積みゲー続きだった僕が、珍しく積まなかったほどハマりました。今も完全版とでもいうべきペルソナ5ザ・ロイヤルもちびちびやってます。メインストーリーがほぼ同じだからって こ、これも積んだりはしないぞっ!? (フラグ)

140Life Will Change(ペルソナ5)歌:Lyn ★★★★★★★★★★

大ボスへと突き進む前のダンジョンで流れます。それまで心なき悪しき大人たちに理不尽に虐げられてきた少年たちの反逆の意志の歌。それまでのストーリーの過程は、苦手な人には少々ヘヴィーなものがあるのでストレスに感じるかもしれませんが、だからこそのこの曲! 初見で初めて聴いた時、普通のダンジョン攻略の緊張感ではなく、最高にハートが熱くなるのを感じました。ピカレスク・ロマンをテーマに掲げるだけあって、主人公たちが一見すると一旦悪に身を落としてでも更なる巨悪を討とうという、悪を成敗する悪の心意気が感じられます。人生は変えられる!!

141Beneath the Mask(ペルソナ5)歌:Lyn ★★★★★★★★★★

これもペルソナ5で一番好きかもしれない。苛烈な戦いからしばし離れて、日常の喧騒の中へ。主人公が一日を終える時に必ず流れます。最初はインスト曲でしたが、ストーリーがある転換期を迎えるとLynさんの歌バージョンに。ゲーム内で雨の日とそうでない日、2パターンずつあります。
和訳サイトによると、この歌だけ女性の歌詞。それも悲しげだったり虚しさだったり、人の人生の憂愁を感じます。これは一体誰の心を歌ったのでしょう。僕は『作品に登場する全ての人間』に当てはまると思いました。

142BAR にゅぅカマー(ペルソナ5) ★★★★★★★★

これこそ何度目かの比喩ですが、まさに夜のバーのシーンで流れてる曲です。静かで落ち着いた雰囲気がとても落ち着きます。

143The Whims of Fate(ペルソナ5)歌:Lyn ★★★★★★★★★

ダンジョン曲ですが、カジノのテーマでもあります。カジノと言っても遊興に没頭している感じではなく、主人公たちの命運を懸けた大博打の賽を投げる……そんなイメージ。これもオシャレな感じがして気持ちが躍りますね。

144Rivers in the Desert(ペルソナ5)歌:Lyn ★★★★★★★★★★

ゲーム内最強の敵に挑むバトル曲。和訳サイトで歌詞を読むと、これまでの『子供』だった主人公たちではなく、一流の闘士となり、最もハードな闘いに、でも思考はクールに挑んでいる姿が見えてきます。イントロからずっと険しい印象の続く曲。戦いがこれまでにない苛烈さを帯びていることがビリビリと伝わります。

145Alleycat(ペルソナ5) ★★★★★★

重く、深い人間ドラマが見える時に流れる。曲調は目黒将司さん曰く「火曜サスペンス劇場」。確かに似てる!! これも哀歌ですね。主人公の保護者的立場のキャラクターが酸いも甘いも知った大人の渋さを持っているからか、そのキャラクターに関係のあるエピソードでよく流れる印象があります。

146Ruby Mix(BBTAG Special)(ブレイブルークロスタッグバトル) ★★★★★★★★★★

ペルソナからちょっとだけ離れまして、格ゲーのブレイブルークロスタッグバトルの限定版に付属したCDに収録されていました。参戦作品のひとつ『RWBY』というアメリカのアニメの……作曲者・ジェフ=ウィリアムズさんが今作の為にアレンジした曲です。『RWBY』の主人公・ルビー=ローズを選ぶと流れる。アニメの1期2期のOPのアレンジでもありますね(多分)。『RWBY』は僕も大好きなんですが、日本版のBlu-rayが4期以降出てない状態が続いているので、なかなか続きが観れません 泣。ルビー=ローズは声優の早見沙織さんを初めて強く意識し始めた役ですね(今は鬼滅の刃の胡蝶しのぶさんとかで有名な人)。

147Weiss Mix(BBTAG Special)(ブレイブルークロスタッグバトル) ★★★★★★★★★

『RWBY』の『W』。ワイス=シュニーを選ぶと流れる。『RWBY』の最初の配信前の告知トレーラーであり、本編が始まる少し前という設定のアニメーション内で流れた『Mirror,Mirror』と、Vol,4でワイスがオペラを歌っているシーンの歌とのアレンジですね。格ゲーらしくする為にあちこち原曲ではピアノだったところがエレキギターになってたりする辺りが痺れます!
カッコイイ曲なんですが、テンションや歌のシリアス度が高すぎてずっと聴くと疲れちゃうかも。

148Yang Mix(BBTAG Special)(ブレイブルークロスタッグバトル) ★★★★★★★★★★

『RWBY』の『Y』。ヤン=シャオロンを選ぶと流れる。これも告知トレーラーでも流れた『I BURN』『Arm Combat Ready』のアレンジ。チームRWBYの中でも最も体術での戦いに秀でた格闘家タイプなので、曲調もひたすら熱い!!
『RWBY』を制作した人たちは日本のアニメに強い憧れと思い入れを持って制作されていて、作中で様々なオマージュやパロディ表現があります。ヤンに至っては金髪で、闘いで激怒したり追いつめられると髪が光ってパワーアップ、さらには『I BURN』の歌詞で「I‘m SUPER SAIYAN!!」とまで。スーパーサイヤ人!! モロにドラゴンボールの影響だ!!

脱線しますが、『RWBY』と言えば原作・監督のモンティ=オウムさんが大好きです。仕事で徹夜続きだった時にぼやけた頭の状態でスタッフに「RED……WHITE……BLACK……YELLOW……これらが何か解るかい?」と呟き、「それは『色』だね」と答えられると「そうだね……でも、これらは女の子たちなんだ…………」「よし、わかったモンティ。今日はもう帰れ。早く寝るんだ。」というやり取りを経た後、翌日、しっかりとした企画書を会社に持ち込んできた……それが『RWBY』制作開始の前日譚であった、というエピソードが好きです。

モンティ監督はメディアでのコメントで常々「想像力を以て創作をすることはとても大事で、とても良いことだ」と仰っていたのが印象に残っています。『RWBY』のVol,1を観終わって「なんて素晴らしい監督だろう!! 彼のファンになった。彼はどんな人なんだろう???」
そう思ってネットで調べると、すぐに「彼は医療事故で亡くなり、既にこの世にいない」という事実を知り、呆然と立ち尽くしたことを今でも思い出します。ファンになったと同時にその人が既に他界していたと知るなんて、ただ悲しいだけでない複雑な気分です…………。

現在は彼の遺志を継いだ副監督たちが立派に制作の指揮をしているとはいえ、素晴らしい御仁をアニメ界は失いました。『RWBY』もいずれ全巻円盤を買ってでも最後まで観ます。

さて、ゲーム音楽紹介に戻って……って、アレ??? プレイリスト、もうこれで終わりみたいです。154曲もあったはずなのに。

どうやら、原曲だけでなく、アレンジ曲なども数に入れていたせいで数え間違いをしていたようです。というわけで4回に渡って語ってきた『好きなゲーム音楽プレイリストを紹介する』もこれで終了です。いやはや。

ここまで書いてきてまず思うのは、僕はとことんドラマティックで感情を熱く揺さぶられるような曲調が好きということを再確認しました。逆に、凄く静かで冷静だったり、酷くダークだったりとあまり活気のない曲にもたまに惹かれることもあると知りました。これも二面性って云うんでしょうか。子供の頃から人生経験はもちろん、心のありようや感性も歳を重ねるごとに複雑に変化していくものですから、これから10年経ち20年経って自分がどんな楽曲に何を思うように変化していくのか楽しみです。変わらないのは、音楽が好き、ゲームが好き、ゲーム音楽が大好き……ということですね。

次にnoteを更新するのは全くの未定です。創作活動に専心して長く帰ってこないかもしれないし、逆に創作のエネルギーが溜まらずしばらくnote内で気持ちを慰め半分の記事を書いているかもしれませんw

それでは、また何処かで~。

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