【仕事】債務の整理ってどうやるの?
今回は借金などの債務の整理をどのようにして解決するのかについてお伝えします。
個人でも法人でも借入が多くて返済のための資金がなければ支払いが滞ることになります。
支払いを放置していれば最初のうちは督促のための通知が届いたり電話があったりするくらいでしょう。
と言ってもこの程度でも精神的に参ってしまうこともあると思います。
そしてさらにその状態を放置すれば、債権者から訴訟提起されたりすることもあるでしょう。
他に保証人がいれば保証人に請求されたりもするでしょう。
訴訟で判決に至ればそれに基づいて強制執行を受けたりすることもあります。
強制執行を受けるということは意に反して自分の財産をお金に変えられてしまいます。
こうした事態を防止して自分のコントロール化に置くために債務の整理が必要になってきます。
これにはあくまでも話し合いがベースとなる任意整理、
話し合いではなく法律に従って整理する法的整理、
に分かれます。
この中間的な形態である特定調停と言って裁判所で話し合う手段もあります。
法的整理にも段階があり、あくまでも返済を前提とした民事再生及び会社更生、
返済を前提としない破産
に分かれます。
民事再生は自分で経営するのが原則、会社更生は自分では経営せず管財人が選任されるのが原則です。
こうした違いがあります。
このように検討しうるあらゆる選択肢を理解し、その債務者である人や企業にとって最善の選択肢を提案して実行するというのが債務の整理です。
これらも細かい違いをあげればキリがありませんが大体の大枠を押さえて置くことが理解の助けになります。
今回はここまでとします。読んでいただきありがとうございました。
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