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【会計】明瞭であること

 会計は明瞭であることが求められています。

 企業会計原則では

企業会計は、財務諸表によって、利害関係者に対し必要な会計事実を明瞭に表示し、企業の状況に関する判断を誤らせないようにしなければならない

とされています。 

 これには2つの意味があります。

①公開

②明解

 です。

①は企業の利害関係者に対して公開するのは社会的責任だとされています。

②は企業の利害関係者に対して正しく理解されることを求めているというものです。これには形式的なことと実質的なこととがあります。

形式的なことというのは財務諸表の表示方法について理解しやすい方法を採用することが求められています。

表示方法というのは、財務諸表の

様式

配列

区分

科目名

などを言います。

実質的なことというのは、項目・金額の根拠となる会計処理の原則・手続を明らかにすることが求められているということです。

 会計という専門的な領域に関わるところだから公開して明解になるように社会から求められているというところと理解しています。

 今回はここまでとします。読んでいただきありがとうございました。


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