伝説のプレゼン「大谷翔平君 夢への道しるべ」から学ぶ採用の極意
MLB挑戦に傾いていた大谷選手を日ハムが口説き落とす際に重要な役割を果たしたと言われる「大谷翔平君 夢への道しるべ」というタイトルのプレゼン資料があります。
もう10年以上前の資料ですが、お客様の採用戦略についてアドバイスを行う上で参考にできるかもと思い再読し、学びの多い資料だなと改めて感動しました。一般企業の採用にも大いに参考になる採用の本質が詰まっていて、とても有益な資料です。
本稿では私なりの解釈を分析を加えて採用成功のを極意を抽出してみました。
まずこの資料は以下の要素を網羅しています。
「なぜ弊社を選ぶべきなのか」の一方的な押し付けでもなく、
「選んで当然」という高圧的な態度でもなく、
「最終的に選ぶのは本人ですから・・・」という投げやりな態度でもなく、
相手の抱えているビジョン・ペイン・ニーズを正確に掴んだ上でのストーリーに基づく双方向のコミュニケーションが実現されています。「物語る」というのはまさにこういうことだなと首がもげるほど頷きました。
そして、このプレゼンを実現できたのは日ハム側の行動に以下の項目が揃っていたからだと考えます。
これらは採用活動において誰もがわかっている当たり前のことなのですが、忙しい日々を過ごし、仕事に追われるようになるとわかっていてもやれず、惰性で過ごす毎日になっていき、気づいた時には取りたい人が取れていないという状況に陥っていくというのは人事あるあるではないでしょうか。
だからこそ採用活動においては当たり前のことを当たり前にやり切れるだけで他社に一歩リードできますし、それをやり切った日ハムはやはり素晴らしく、またこのプレゼンの素晴らしさを18歳にして受け止め切った大谷選手もまた偉大だなと思います。
以上が私なりの分析になりますがいかがでしたでしょうか。採用活動の参考になりましたら幸いです。
このプレゼンは間違いなく採用活動の参考になる資料なので、採用活動でお悩みの方は是非参考にしてみてくださいませ!球団公式ページからは削除されているのですが、一部はインターネット上に残っており、分析した記事・ブログも多数あります。