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【Day28(22/1/31)】 スタートアップではなぜ高速仮説検証が必要なのか

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入社してから毎日の日々についてまとめたマガジンはこちらになります。ご笑覧いただけましたら嬉しいです。

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一ヶ月お疲れ様でございます。今の会社に転職して1ヶ月が経ちました。これまでの経験を活かしつつも、新しいチャレンジもたくさん経験でき、最高に充実した一ヶ月でした。

現職に移ってきて感じたカルチャーギャップはいくつかあるのですが、その中でも、

高速で仮説検証をするスタンス
効果検証への意識の強さ
KPIを厳密に追っていく姿勢

の三つがとても印象的です。本日一ヶ月の振り返りMTGがあったのですが、チームの議論を聞いていて、この三つが自分には圧倒的に足りていないなと反省しました。この振り返りの意味も兼ねて今日は書き進めていきます。

名称未設定

●なぜ高速仮説検証が必要なのか

これまで所属していた会社でももちろん同じように数字は追ってきましたし、KPI管理はあったのですが、そのスピードと本気度合いが全然違うというのが率直な感想です。

何故なのだろうかと改めて考えてみました。

・成果創出の型がないため、必然的に試行錯誤が必要

・成果を安定的に創出できるようになるために、再現性ある勝ち方を作り出していくことが必要

・組織状況があっという間に変わっていくので、常に新しい取り組みややり方が必要

こういった必要性に迫られて、スタートアップでは驚異的なスピードで仮説検証を繰り返していくことが求められるのだと思います。

仮説検証を行うためには、目的と意図を明確にした行動計画が必要であり、この計画に基づいて行動した上での結果が必要になります。その結果=サンプルが少なければ検証はできないので、必然的に数をこなして検証できる状態にしていく必要があります。

[目的と意図なき行動に価値はない]

そこで求められるのは、まさしく頭と身体をフル活用して、脳にも身体にも汗をかくような働き方ですし、頭を使いつつ、一方で気合と根性次第というところもあります。

まさに人間としての総合格闘技です。人材紹介・ヘッドハンティングの仕事自体が同じように人間としての総合格闘技なので、「人材紹介×スタートアップ」は最強のビジネスフィールドなのではないか…そのようにも思いました。

●スタートアップでの仕事の流儀ー自戒も込めてー

さて今回、このテーマについて考えるにあたり、改めて『鬼速PDCA』をパラパラと読み直してみました。正直以前はあまりしっくりこなかったのですが、今回はとてもずしりと刺さるものがありました。序盤にこのような一文があります。

PDCAを簡単だと真顔で言う人は、本気でPDCAを回したことがない

まさに私はこういった類の人間だったのかもしれません。

これまでの記事でも何度も書いてきましたが、スタートアップにおいては全て何事も自分次第です。自由にやらせてもらえる代わりに大いなる責任を持たなければなりません。そのような状態の中でも自立・自律して結果を出すことができれば一人前で、指示待ち・自発性なしでしか動けないのであれば二流ということになるのだと自分にも言い聞かせています。

まず一ヶ月働いてみて、スタートアップは小手先で成果が出たり、何となくでやって数字が作れるような甘い環境ではないということを強く実感しました。

スタートアップは何も整っていないからこそ、手を出そうと思えば手を出せるタスクや課題がたくさんあります。もちろん自分の役割を広げていくことや、問題をどんどん拾っていくこと自体はとても大切なことではありますが、しかし何よりも大事なことは、自分自身の主要な期待役割において最大限に結果を出すことであり、その期待役割を周囲とのコミュニケーションの中で見出していくことになります。

その期待役割で仮に上手くいかなかった場合、ついつい拾いやすかったり、手を出しやすかったりするその他の課題に取り組みたくなるのですが、それはやはり逃げていることと同じになります。

まずは己の主たる期待役割に必死に向き合うこと。それはつまり高速で仮説検証を行い、成果創出の糸口を作り出すこと。そして成果を再現し、周囲に伝播させていくこと。そして、己の期待役割を拡張し、成果を継続的に創出していくこと。

これがスタートアップの働き方であり、そして、私の目下のコミットメントになります。

最後まで読んでくださりありがとうございます。来月もよろしくお願いいたします。

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