「リモートワークできること」は採用上の武器になるのか?調べて見えてきた意外な?実態
今やダイレクトリクルーティングを行う上では外すことのできないサービスとなっているビズリーチさんの最新(5月分)の求人検索キーワードランキングが発表されていましたが「フルリモート」がトップとのことでした(前月は2位)。
Googleトレンドでも調べてみたのですが「フルリモート 求人」については引き続き人気度が高い検索ワードとなっています
「リモートワーク」できることは採用における武器になるのだろうか?気になったので少し調べてみたところ、意外な現状が浮き彫りになってきました。
日本生産性本部が2022年10月に発表した「第11回 働く人の意識調査」によると、テレワーク実施率は17.2%とのことでした。
また、東京都がとりまとめた2022年12月の統計では、都内企業(従業員30人以上)に限ったテレワーク実施率は52.4%とのことです。先ほどのデータよりは大きく実施率が上がっていますが、それでも約半数の企業でしか実施されていません。
つまり、実はリモートワークできる環境があるというのはまだまだ貴重なことであり、全くもって当たり前のことではなく十分にアピール材料となると考えられます。
もちろん業界ごとに状況は異なるとは思いますが、フルリモートワークできる制度や環境がある企業様は「フルリモート」という言葉を求人やスカウトメッセージに意識的に盛り込んでいただくことで、興味喚起できる可能性を少なからず高められそうです。仮にハイブリッド型だとしても十分アピールになりうるかと存じますので、同じく積極的にアピールされてみてはいかがでしょうか?