「ありきたりなこと」しか書けない4つの原因
ブログやSNSで発信している人から
よく聞く悩み
「なんだか、いつも同じようなことばかり書いてしまう」
「同業者と同じような言葉になってしまう」
「ありきたりなことばかり書いてしまう」
そういう時は、
自由に書けばいいのよ、
自分の言葉で書けばいいよ、
思うままに書きましょう、
と言われても、
書けないから困っているんです。
「ありきたりなことしか書けない」原因と、
その対策方法を考えました。
原因① 役立つ情報を伝えなきゃ!と思っているから
ブログを書いている人に、よくあるのがコレ。
とにかく「役に立つことを書かないといけない」
と肩に力が入っちゃっている人が
多い気がします。
もちろん、読者に役立つ記事を書くのは大事。
だけど、
「正しいこと伝えなきゃ!」と意気込みすぎる
必要はないのです。
ただ「役に立つ」だけの情報なら、
検索すればいつでも出てきます。
そうじゃなく、もっと人間性のある言葉や
記事を読者は求めている。
言葉に人間性を乗せる
ことが大事なのです。
正しいことを伝えなきゃ!と
思いすぎなくてもいいのです。
(もちろん、医療情報など
きちんと「裏をトル」必要がある場合は
ありますが)
原因② 万人受けを狙おうとしているから
「こんなことを書いたら、世間にどう思われるだろう?」
みたいな悩みもよく聞きます。
よくわからない「世間」の目を気にするよりも、
自分は自分の読者に伝える
という意識を持ちましょう。
「仕事のことを書いたらママ友になんて思われるか」とか
「義母に見られたらどうしよう」とかも、
「どうしよう」ではなく、
そうなった時に「どうするか」を決めておきましょう。
そして、「みんなに好かれたい」という
意識を捨てて、
自分の価値観や考え方を
好きになってくれる人に伝わればそれでいい
という割り切りを持つことも大切です。
自分の思いや価値観に共感してくれる人が
読者になって、濃いファンになってくれる。
そして、いつか、そんな人たちが
自分に会いに来てくれる。
そんな風にビジネスが広がっていくのが理想です。
全ての人に好かれようなんてムリ。
わかってくれる人が分かってくれればいいのです。
原因③ インパクトを出さないといけないと思っているから
「ズバッと短く伝えなきゃ」
みたいなこともよく聞きます。
いきなりズバッと短くなんて、
書けません。
私は20年プロのコピーライターをしていますが、
いきなりズバッと短くなんて
書けないし、話せません。
広告の会社にいたときは、
クライアント(広告主)から
「インパクトのあるコピー書いてよ~」
みたいなことをよく言われました。
インパクトを出したい、
と考えだすとロクなことにならない。
いきなり奇をてらったことを
書こうとするのではなく、
まずは「わかりやすい言葉=ベタな言い方」で
書いてみます。
ベタな言い方で、言いたいことがしっかり書けたら、
そこから言葉をとがらせていけばいいのです。
原因④ 素人だと思われたくないから、賢そうに見える言葉を使ってしまう
同業者から「そんな基本的なこと書いて」
と思われたくない。
その道のプロとして、賢く見られたい。
みたいなことも、よくあります。
バカに見られたくない。
賢そうに思われたい。
プロっぽく見せたい。
そんな風に思って書いた言葉は、
伝わりません。
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むずかしいことを、むずかしく書くのは誰でもできる。
むずかしいことを、かんたんに書くのがプロ。
かんたんなことを、むずかしく書いちゃうのは、最悪です。
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大切なことは、
賢く見せることでも、
プロっぽく見せることでもありません。
読者にわかりやすく伝えることです。
賢そうに見せる言葉ではなく、
相手にとってわかりやすい言葉、
相手が「あ!これは私のことだ」
「なんでこんなに私の気持ちがわかるの?」
「これは、まさに私のためのものだ」
と思うような言葉や文章を書いていくことです。
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