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「とにかく行動!」と言われても動けない自分がイヤ。

「うまくいかない人の特徴」
1、行動しない人〜!

みたいな論をよく見る。

「行動が大事」「とにかく行動」「考えずに動こうよ」と言われて、苦しくなって、余計動けなくなる人を、たくさんみてきた。


自分と違う人の「成功法則」をマネするから疲れる



人にはそれぞれ特性があるんだから、
多動で、思いついたらパッと行動できて、深く考えずに次々試せるような人の成功法則を、
じっくり考えたくて、いつも不安で、確かだとわかっていることしかしたくない人が
マネしてもできるはずがない。

「できるけど、疲れる」という状態で、誰かの成功法則をマネし続けると、疲弊して不安定になったり、
しばらくやってみて、なんか違うと気づいて、またダメだった、やっぱり自分はダメなんだと自己否定を繰り返したり、するようになる。




成功した人はいう。
「やればいいじゃん」「やるだけじゃん」「行動できないのはやる気がないから」「本気じゃないんでしょ」「行動あるのみ!」「考える前に動け」

根性論をぶつけられても、できる人とできない人がいる。
そりゃそうだ。
違う人間なんだもん。

同じやり方じゃなくていいじゃん。



「行動できない」とざっくり捉えずに、「すでにできていること」に目を向けよう

「行動できないんです」と言う人の話を、じっくり聞いていくと、「既にできている部分」があることに気づく。

でも本人は、「何もできていない」「進んでいないんです」と言う。

網目が荒いのだ。ざっくりとしか捉えていないから、できていることも見逃してしまう。

「行動できていない自分」と決めつけず、どんなに小さくてもいいから、できていること、こういうやり方だったらできること、を見つける。


(注意:ここで「できない原因」を探してしまうと、ドツボにハマる。ただ目の前を変えたいだけなのに、「なんでできないんだろう?」と原因・理由を探したり、過去を掘り起こしたりするのは、遠回りなだけで何も解決しない。

結局、またいつもの「やっぱり私はダメなんだ」に戻るか、「性格を変えよう」みたいな途方もないループに陥ってしまう。)


「すでにできていること」から、アイデアは広がる


たとえば、「インスタの投稿ができていないんです」と言っても、よくよく聞いてみると、「プライベートな犬の写真だったら投稿できている」だったりする。

ビジネスの投稿をしなきゃと思うと投稿できないけど、大好きなペットのことなら投稿できる。それは「すでにできていること」だ。

じゃあ、そこから、今できている「ペットの投稿」をいかにビジネスにつなげるかを考えればいい。

(ペットが直接仕事に関係なくても、いろいろな方法がある。たとえば、自分がビジネスコンサルをしているなら、その犬をコンサルに見立てて、犬からのアドバイスみたいな投稿にするとか。他にもいろいろアイデアは考えられる)。


誰かがうまくいった方法を、自分ができないからと言って、何も悪くない。



誰かがうまくいった方法を、自分ができないからって、何も悪くないし、何も否定されることなんてない。
違う人間なんだもん。

自分が、ストレスなく、自分の持っているものを生かして、できる方法を、見つけた方がいい。(見つけるというより、つくる、という感じか)
誰かの方法をインスタントにインストールするわけじゃないから、いっとき、疲れる。

でも、「無理して誰かに合わせて疲れる」のとは違う。
自分に一番無理ない方法を、自分に合わせて作る。
自分が自分として形作られていく感じ。
自由になっていくから、あとから、どんどん、楽になっていく。


「私はこういう人なんで」は、自分を縛る呪いの言葉



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