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うちの会社(商品・サービス、私がやっていること)は説明するのは難しいと感じたら。

セミナーや企業研修をしていると、
ほぼ全ての業種・業界の人が
「うちの会社は(仕事は、業界は、商品は)人に説明するのがむずかしいんです」と言う。

特別な事情があって、わかりにくいんです。
特別なわけあがあって、説明しにくいんです。

みんながみんな口を揃えてそう言うのを、
もう10年以上ほぼ毎日みてきたので、
「とくべつ」って世の中にいっぱいあるんだなぁ。

っていうか、人ってみんな「自分は特別」って思いたいんだなぁという感じがする。


人はみんな「自分は特別」だと思いたい。



業界や商品が「とくべつに説明するのが難しい」だけでなく
「私は特別」バージョンもある。

「私は、人とは違う特別な事情があって、〇〇するのがむずかしい」と言う人も多い。
子供が小さくて、介護があって、会社員だから、
体の事情で、精神の事情で、
人はそれぞれ「とくべつ」を抱えている。


どんな時でも「伝わる」原則は1つ。



でも。
どんな「とくべつ」を抱えていても、
人に何かを伝えるときの原則は、
「自分が言いたいこと」を「相手が知りたいこと」に変換することだ。

それができると、伝わり方は激変する。
どんな特別な会社だって、どんなに特別な人だって、
伝え方の原則は同じなんだとわかれば、
(変な自意識が消えれば)驚くほど、伝わり方が変わる。


ずっと「自分が伝えたいこと」を「自分が伝えたいように」伝えているから、伝わらない。



だけど、これだけのことが本当に難しくて、
多くの場合、どれだけ意識しても、
「相手が知りたいこと」ではなく、
「自分が言いたいこと(=自分の特別な事情)」の話になってしまう。

うちの会社は、
こういうことにこだわっていまして。
私が伝えたい思いは、
こういう経験に基づいた、こういうことで。

ぜんぶ、「自分が言いたいこと」だ。

伝える側は、「自分の特別な事情」を伝えたいのだが、
読者(やお客様)は、そんなことよりも、
読者自身の「自分の特別」を誰かにわかって欲しいのだ。





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