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あなたが集めたいのは、フォロワー?ファン?フォロワー数?


SNSで誰かをフォローする。

「この人の発信だけは見逃したくない!」と思ってフォローするのと、
「何となく参考になるかも」「役立ちそう」と考えてフォローするのは、全く違う。

前者は、ファン。後者は、フォロワー。

「誰でもいいから人数集めなきゃ」はフォワー「数」。

自分が集めたいのは、自分の思いを届けたいのは、
ファンか、フォロワーなのか、フォロワー数か。


「役に立ちそう」だけではファンにならない

この人の発信をフォローしておけば、なんか役に立ちそう。そう思ってフォローされることも大事だ。

そもそも「自分にとって良さそう」と思われなければ、一瞬でスルーされる。だけど、

「役に立つ」だけなら、他にも同じような人がたくさんいる。何かの分野で圧倒的に他者をぶっちぎっているぐらいの実力者でもない限り「役に立つ」だけでずっと熱心に自分に興味を持ってくれることなど、ほぼない。

同じように「役に立ちそう」な別の人が登場してきたら、ぷいとそちらに人は行く。

「この人の発信だけは見逃したくない!」と思われるぐらいのファンになってもらうには、役立つ情報だけでは足りない。


ファンになるのは、一瞬の出会い

人が人に惹かれるのは、「役立ちそう」と頭で考えた時ではなく「なんか好き!」「いいかも!」と感情が動いたときだ。

感情が動く。

音声でも、動画でも、文章でも、それは起こる。

ぱっと見て、ぱっと読んで。この人は自分を変えてくれそうだ。この人は自分のことをわかってくれる。何でこんなに私の気持ちがわかるの。この人みたいになりたい。この人をずっと追いかけていたい。もっと知りたい。もっと

「もっと」があるのがファンだろう。

(そういえば私がアイドルにハマったのも、一瞬の出会いだった)



一瞬の出会いをいかに多く作れるか?

TwitterやFacebook、Instagram、そしてnoteやブログなどの「書く」メディア、音声配信やライブ配信、YouTubeなどの「話す」メディア。

書くのが得意な人もいれば、話すのが得意な人もいる。

でも、自分は「書く方が得意だけど話すのは苦手」、「話すのはできるけど書くのはなぁ」、と思っていたらもったいない。

相手だって、聞く方が情報が入りやすい人もいれば、読む方が理解しやすい人もいる。忙しいから「ながら聞き」したい、寝る前に落ち着いて読みたい、など、人によって状況もニーズも違う。

書くと話す。どっちもできる方が、自分を知ってくれる人に出会える可能性は高まる。門戸が広がる。

「フォロワー数を増やす方法」はたくさん出回っている。数ヶ月経つと、すぐ古くなるノウハウだ。

「こう書けばフォロワーが増える」という書き方のノウハウも、それでフォロワーは増えるが、ファンにはならない。ファンとは「どうしてもこの人じゃないとダメ」という感情。テンプレ通りに書かれた文章に集まる人は、ファンではない。

「この人の発信は見逃したくない!」と
「何となく参考になるかも」は全く違う。
前者は、ファン。後者は、フォロワー。

「誰でもいいから人数集めなきゃ」はフォワー「数」。

自分が集めたいのは、お客様になって欲しいのは、誰だろうか。


テンプレではなく自分の言葉で思いを伝えたい人へ。

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