想いはあるのに、話がまとまらない人に足りないもの
☑ 想いはすごくあって、話し出すと長いのに、まとまらない
☑ 自分の思いを熱く語っているうちに、何が言いたいかわからなくなる
☑ すごくいい商品やサービスがあるのに、良さが伝わっていない
☑ とてもいい話なはずなのに、なぜか相手が興味を持ってくれない
☑ 話したい想いはたくさんあるけど、「書け」と言われたら止まってしまう
☑ 仲間内では、面白い!と言われるけど、それ以外では自分の話に興味を持ってもらえない
☑ 過去の自分のような人に教えてあげたいことがあるのに、うまく届かない
という人に、決定的に足りないのは、
語彙力でも
文章力でも
構成力でもなく、
「読解力」です。
今、相手が、自分に、何を、求めているかを「掴む力」
「自分が言いたいことをまとめる」前に、
「今、ここで、相手に何を求められるか」を掴むことが必要なのです。
「熱く自分の過去を語っても、聞いてもらえない」のは、
その場に、その話が、求められていないからです。
求められている話なら、
長くても、話が辿々しくても、聞いてもらえます。
感動してもらえます。
でも、聞いてもらえないのは、求められていないから。
「自分が何が言いたいか、まとめられない」と人はよく悩むのですが、
悩みそのものがズレているのです。
「自分が言いたいことを、まとめる」のではなく、
「相手が何を求めているかを、つかむ」ことが必要。
「伝える」「伝わる」というからには、必ず「相手」がいるのです。
でも、「自分が言いたいこと」を「熱く語る」人には、相手が見えていない
話を「まとめる」のではなく、相手が言って欲しい順に並べる。
▼ 「うまく話をまとめよう」としても、
何を、どういう順番で、どんな言葉で
書いたり話したりすればいいかわかりません。
そうではなく、
「相手が言って欲しいこと」を
「相手が言って欲しい言葉」で
「相手が言って欲しい順番」で
語ればいい。書けばいい。
それだけのことです。
それだけのことが、ものすごく、むずかしい。
これができている人は、プロのライターでもあまりいないのでは?と思います。
大体の人は、
「自分が言いたいこと」を
「自分やお仲間が好きな言葉」で
「自分が伝えたい(頭に思い浮かんだ)順番」で
書いたり、話したり、しています。
相手の言って欲しいことを言うって、相手の顔色を窺うこと?
▼ (相手が言って欲しいことを掴む、
ということは、
「相手の言いなりになる」
「自分を消して、相手の求めることをする」とは
全く次元が違う話です。
全く次元が違う話なのに、そこを混合して、
「自分軸で生きるとうまくいく(ハート)」みたいなことを
拡大解釈して、
「自分が言いたいことを、ただ言えばいい」
「自分がやりたいように、やればいい」
と書いたり話したりすることで、
相手が求めるものから、どんどん離れていって、さらに自己否定ループ、みたいなことはよくあります。)
相手に響く言葉を持っているかどうかで、
これからの仕事も活動も、変わってきます。
あなたの言葉は、
相手に届いていますか?
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