「ふんわり言葉」に自分を当てはめているから、悩みが解消しない
ビジネスの悩みは、
「ふわっとした例え(メタファー)」にしているから解決しない。
「発信迷子なんですぅ〜」という人の現実に起きていることは?
例:「発信迷子なんです」
まいご?
迷子というなんとなくカッコいい言い方をやめて、現実に起きていることを見る。
<現実に起きていること>
・仕事に繋げるために、SNSに何を発信したらいいかわからない
・発信が続かない
・書いてもなんの反応もない
・誰に向かって書けばいいかわからない
など
現実に起きていることがわかると、
じゃあどすればいいか作戦が立つ。
「まいご」の解決方法を探しても、ずーーっとぼんやりしたまま。
「お金のブロックがあるんですぅ〜」という人の現実に起きていることは?
例:「お金のブロックがあるんです」
ブロック?
なんかカッコいい言い方に自分を当てはめずに、
現実に起きていることを見る。
<現実に起きていること>
・商品に価格がつけられない
・高額にしたら売れなくなった
・オリジナルの商品サービスが作れない
・同業者の同じような商品の単価が低いので、自分も値上げできないが、この価格ではやっていけない
などなど、
現実を見ると、作戦を立てて行動しなきゃいけない。ぼんやり夢見ているだけならラクで、何もしなくていい。
昔、「セミナージプシーなんです」なんてのもよくあったなあ。
ジプシーなんじゃなくて、
「学んだことを成果に繋げる方法を知らない」っていうだけ。
または「やり方を知っても継続できない」とか
「人を見る目がない」とか?
(うわー、きつい。現実を見ると、痛い。傷つく。
でもそこからしか変われない)
ここまで書いていて思ったけど、
なんかずっと同じところに止まって悩んでいる人は、
「作戦を立てる」のが苦手なんだろう。
作戦を立てるのが苦手、というか、
「現実を見たら、何をどうすればいいかがわかってしまって、わかってしまったら、行動しなきゃいけない」のが嫌なのだろう。
だって、「ジプシーです」「ブロックがあるからうまくいきません」「迷子なんですぅ」と言っているうちは、何もしなくていい。
そこから動かなくていい
だから疲れないし。傷つかないし。頭を使わなくていいし。誰にも何も言われないし。
省エネ。なんもしなくていい。楽ちん楽ちん。
売り手のメタファーに自分を当てはめていると、「一生、搾取される側」
売り手は、自分の商品をメタファーを使ってわかりやすく説明する。
昔は、売り手が発言する場所は、広告ぐらいしかなかったけど、
今や、「SNSで数億人が売り手」なので、
どっかの誰かが今日も生み出した、
売り手の(商品売りてぇ〜という欲から生まれた)
たくさんの「それっぽい言葉」が溢れている。
他人の作ったメタファーに自分を当てはめて悩むのは、
いつまで経っても「搾取される」側。
現実に起きていることは、もっと地味でリアルだ。
現実に、今、自分に起きていることが、地味で、リアルで、目を背けてきたことだったりするから、直視するのはそりゃ怖いし痛い。
だから、地味なもんじゃなくて、
一発逆転、
他力本願な何かを頼ってしまう。
そうやって、
「迷子」とか「ブロック」とか、
なんかカッコいい良さげな名前に自分を当てはめても、何も解決しない。
(迷子を救いますとか、ブロック解除しますとか、いう人に頼って同じところをグルグルするだけ)
現実は、いつも地味で、コツコツやるしかない。
その地味なコツコツをやり続ける人が、
迷いのループから抜け出せるんだと思う。
仕事は、ファンタジーではなく、現実。
言葉で仕事をつくるメルマガ
https://www.reservestock.jp/subscribe/38703
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?