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わたしが手縫い教室を開くまで①

9年くらい前から手縫いで服をつくり始めた。

もともと専門学校のときは洋裁を習っていたから、型紙を作って裁断して、ミシンで縫った服を着ていたこともある。

だけど仕事をするようになってからは

休みの日に作ろうとしても時間が足りずに

途中のままになったし

そもそも、洋裁の専門学校に通っていたときから、パターンもソーイングもドレーピングも素材の授業も興味が持てなくて、ついていけなかったから

デザインの授業以外は、いっつも喫煙室に居たw

だから、ソーイングの本を見て、〝可愛いなぁ、着たいなぁ〟とおもってつくり初めても、なかなか思うように作れなくて。

そしてとにかく、時間が足りない…

いつも途中で休日が終わり 

続きをやるまでに日にちが空いてしまうから

完成しないまま…


わたしはおもったね

わたしって、服を見たり、〝こんな服が欲しい〜〟って考えるのは大好きだけど、服を作るのは好きなのかな??って。

なんでいつも最後まで作れないのにまた作ろうとしちゃうの?

なんで布買っちゃうの?

なんで本買っちゃうの?と…


そんなわたしだったけど

2011年にお勤めすることをやめて

わたを育てて、糸を紡ぐことをはじめた。

↓その頃の話↓

このころ、布作家の〝早川ゆみさん〟の本や、〝えみおわす〟さんの服で、手縫いの世界に出会い、下着や服を作ってみようと思い立った

最初は、ソーイングの本に載ってる型紙を使って、かぶるだけの簡単なエプロンワンピースを、ミシンではなく手で縫ってみた。

時間はたっぷりあったから

最後まで縫い終えることができた。 

めっちゃ気に入って、2枚つくった!

今でも着ているお気に入り♡


そのあと、さらしをつかった下着や、

洋服のようなカーブが無い、直線の服を意識して作るようになった。

このころ感じたこと↓



作った服を着ていると…

〝それ作ったんですか?〟

〝いいですね〟

〝作ってみたいなぁ〟って言ってくれるひともいて

だけどその頃は

作りたいものをただじぶんで作っていたから、

ひとに作り方を教えるとなると、どうしたらいいのかなぁ…?って思っていた。


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