冬の田んぼでうちの旦那さんがしてたこと
「冬期湛水不耕起移植栽培」って知っていますか?
武志くんが岩澤伸夫先生から学んだ栽培法で、うちの田んぼのベースになっている考え方です。
冬に水を張り、耕さないで、無農薬で、無肥料で、さらに雑草が出ません。
なぜそのような結果になるのか…?
それにはすべて、生きものたちが関係しています。
耕さない田んぼでは、生きものと協働して稲を育てていくので、生きもののフィールドを整えることが大切な冬の仕事です。
田んぼに水を溜めるための畦がうまく機能していないと
水が漏れてしまいますよね。
そこで毎年、畦(=くろ)を塗り直すのですが
そのまえに畦を切る(=くろきり)をします。
武志くん曰く、『水を張るまで』が勝負!と言ってもいいくらいだそうです。
丁寧な作業を重ねていくことで、美しい棚田ができあがっていきます。
そして、この時期、田んぼに水を張ることで、目に見えなかった世界から、目に見える世界へと…
生きもの達が動き出します。
▼くろぬり中の棚田をレポートしました!
▼武志くんがくろぬりをしてる動画①〜④と図解動画も公開しています
▼[ミライの田んぼ通信⑤〜⑦]では生き物の役割について話しています!聴いてみてね
ミライの田んぼ通信⑤(音声)超大事な「イトミミズ」の話|たけしが考える循環とは?|イトミミズがやってくれる3つの働き(耕す・肥料・無除草
ミライの田んぼ通信⑥(音声)カエルの話|カエルは生態系ピラミッドの中心|大きいピラミッドになっているのと順番が大事!|2月に水を張るのは産卵のため|耕さない+冬から水を張るのがセット
ミライの田んぼ通信⑦ トビムシの話|分解者|大事な田んぼの生き物「3部作」これにて完!
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