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ひとりでECやってるから、PDCAを回せてません

「PDCAを回す」重要性は、みなさんイヤというほど理解していると思います。
このnoteを読んでくれている方は「しっかりPDCA回せよ!」と何度も怒ったり怒られたりした経験はあるのではないでしょうか。

ですが、なんと8割以上の会社がPDCAを回せてないらしいです。
この話を聞いたとき、心底ホッとしました。

なんだ!ちゃんと出来ないのは自分だけじゃなかったんだ…!!

今回は、少人数運営や1人会社の場合、PDCAを実践できるのかを書いていこうと思います。

PDCAを回すことが仕事ではない

以前このnoteにも書いたのですが、
毎日のEC運営は目が回るほど忙しいですが、無駄なことも結構やっちゃっているものです。

私がひとり運営をしていたころ、毎月分析してこういう結果だから次は施策を原因は…PDCA回してる風だったのですが、ある時気がついたんです。

いつも、同じ結論じゃんっ!

人手が足りなかったり、時間がなかったり、資金が足りなかったり。
「やりたくても出来ない」「いつかやろう」と思っていることが山積みで、結局いつまでたっても解決しないんです。

でも、人と時間と資金が足りないのは小規模ECでは当たり前で、すぐに解決できる問題ではありません。

学んだノウハウを自分のお店に落とし込むのも一苦労、ほとんどが実行できません。

一部をどうにかを実行しても、分析するにも数が少なすぎる、分析結果をどう判断すべきか謎、ということもよく起こります。
私のように「結局いつも同じ結論じゃん!?」となることも多いです。

PDCAを回そうとするのはすごくいいことなのですが、PDCAを回すことが仕事になってしまうのは本末転倒。

では、どうするのがベストかというと…

小さな数字にとらわれず、長期的な目線を

ひとりで運営しているのであれば、アクセスやインサイトで小さな分析を繰り返すより、

  • どうすれば質のいいコンテンツを作れるか?

  • どういう言葉が見込み客のこころを動かすか?

  • いまの自分たちにできることは何か?

を考えた方が、1年経った時に大きな成果になります。
大掛かりなプロモーションを毎月行う必要はありません。

SNSをどれかひとつ徹底的に頑張って、週4回以上投稿する。
商品説明以外の視点で、商品についてのブログを1週間に1本書いてみる。
メルマガで顧客さんが喜びそうな2週間に1本ペースで情報を配信してみる。

これなら、できそうじゃないですか?

WebマーケティングのPDCAをきれいに回すには、組織として動いていないとまず無理な話です。

またやりっぱなしになっちゃったよ…なんて、落ち込まなくて大丈夫。

私もです!(威張るなっ)

中途半端に手を広げてすべてが疎かになるくらいなら、新たな知識を入れなくてもいまの自分たちでできることをやっていきましょう。

それがもっとも効果の出る施策かもしれないですよ。


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