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今週のEC界隈よもやま話し(2021.1.10)

最近読んだ気になるニュースをまとめています。特にきになったニュースには一言考察つけています。

【運営】全自動でメルマガが作れるようになった

Hameeがネクストエンジンの拡張機能をして、メルマガを全自動でつくれるサービス「manekine」の提供を開始した。

ネクストエンジンのデータをmanekineが分析し、購読者ごとに商品を選定してメルマガを自動生成する。購読者一人ひとりの状態から送信時間を調整することで、開封率やクリック率の向上を図る。

EC運営事業者にとっては、かゆいところに手の届くサービスになるかもしれない。

<考察>

EC運営の中で、メルマガ作成の手間は以外にかかる。メルマガはうまく利用すれば効果的なツールではあるけど、しっかり作り込もうとすると時間がかかる。多店舗運営の事業者は、多くの場合ネクストエンジンのような一元管理を導入している。1週間に1通、1時間かけて書くとして月間で4時間分の人件費がかかる。

月額3,000円で利用可能のようだ。AIの精度が気になるところだが、取り扱い商品数が1,000点以上のショップは試験的に利用してみてもいいかもしれない。


【モールEC】ZOXモールが新オープン

システム開発会社などが参加にあるITbookホールディングが、2020年12月15日新たに『ZOXモール』というECモールをオープンさせた。

楽天・amazonなど大手モールの運用の”いい所”をハイブリットで取り込んでいる様子。出店型/マーケットプレイス型があることや、商品を保有しない企業が出店者を募ってEC事業の展開ができる「モール・イン・モール」という機能があるらしい。

「SDGs」「SaaS」の潮流を取り込んだ事業展開で、10年先を見据えた人に優しいECモールがコンセプト。

だが、まだ商品数も少ない。今後大手モールとどう差別化していくのか。


利用経験1位はAmazon、メイン利用は楽天なのは、ほぼネットショップで生活してる人間としては納得な気がする。目的買いを制しているAmazon、買い物体験を提供しようとしている楽天。楽天ユーザーはポイント好きなのも大きいだろう。楽天経済圏で生活している楽天マニアも多い。


【物流】商品の発送に西武鉄道を利用

専用サイトで注文すると、駅のロッカーで受け取れるサービスを西武鉄道が試験的に開始。最短3時間で受け取れるというのには驚き。

今後、交通系電子マネーと連動して、色々なEC/物流サービスが生まれそう。




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