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ヒロ記

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本当にあった色々なお話。
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失語症の物書き

「失語症」 私の場合は周りには分かりずらいレベルだったけれど会話も読み書きも大変になった。自分の中の世界、自分の性格、全てがガラリと変わって「私は誰なんだろう?」と悩んだ時期もあった。 昨日までも私が「私」ならばこんなに変わってしまった今日の「私」は誰なんだろう?同じ人間だと言えるのだろうか?「私」ってなんだろう?誰だろう? 脳手術ごの私の日本語レベルは本来の50%、英語は70%という感じだった。日本語で会話中もどんどん英語が入るようになり、日本語を読むのも話すのも苦痛

「私、今幸せです」いつ死んでもおかしくないと医者に宣言されてから10年

今日は土曜日。朝早くから車に乗り込み、ブランチのお店に8時半に到着。お一人様ブランチを堪能してからカフェに直行して今に至る。 ここでの注目点が「一人で」車に乗って動き回れていること。7月に流産してから「初期鬱かも」と危機感を感じ、本能的に「とにかく動かないと危ない」と言うことを感じ取った。とにかく動く為に積極的に運転を始めてから3ヶ月になる。 びっくりするくらい行動範囲が広がり、今では夫にお願いして連れて行ってもらわないと会えなかった友達達といつでも会えるようになった。

中古車を譲り受けて得た自由の翼

去年のはじめ、コロナがまだパンデミックでは無かった頃、私は中古車を両親から譲り受けた。2013年のホンダ・シビック。 これが私の「自由の翼」である。 エンジンは弱いが、安定していて身軽な自動車。色も鮮やかな青で駐車場でよく目立つ。 決して高級車ではないし、私が大学生の頃から父はこの車を乗り回していた。所々傷が入っていたりヘコんでいたりして、これから運転初心者として乗り潰すつもりの私には打ってつけの車。 10年前、私は「自由の翼」を失った。22歳の時に受けた脳手術の後遺

精一杯生きる為に「すべき」を捨ててみた

「大学へ進学すべき。」「正社員として働くべき。」 「結婚すべき。」「家を買うべき。」「子供を産むべき。」 若い女性には沢山の「すべき」が待っている。 親の助言。友達の意見。社会の「常識」。 口に出しては言われないが受け継がれる暗黙の了解。 30歳の誕生日に私は「すべき」を捨ててみた。 仕事を捨てた。正社員として働き出して4年半、私は正社員としてのキャリアを捨てて退職した。 いつか退職するであろうとは思っていた。でもまさか30歳と言う若さでするとは思っていなかった

脳腫瘍のお陰で手に入れた「幸せ」

皮肉な話、22歳の誕生日、命を脅かす病の診断を受けて初めて「生きたい」と思い始めたと思う。 中学2年生で精神科医に「うつ病」と診断された。 毎日死にたい。辛い。苦しい。 今となれば中流階級で生まれ育った11歳そこらの女の子にどうやってそこまでの苦しみが生まれたのか不思議に思う。でもあの苦しみは本物だった。可能な事なら本当に消えてしまいたかった。 幼いながら「自分にはこんなに辛いと苦しむ資格はないはずなのに」と罪悪感に苦しんでいたのを思い出す。 簡単に見える「理由」もなく

年収1,000万を捨てた理由

こんにちは。この頃無性に焼肉が食べたい@hirokonishimuraです。皆さんは年始年末にお金の事考えたりしますか?区切りがいいので、次の年の事を考えたり一年を振り返るのにいい機会ですよね。 私は半年前に退職して独立し、フリーランサーとして活動する事になりました。独立と一緒にとっても小さな会社も作りました。 2019年の収入を計算していて気が付いたのですが、私が2019年に退職せずにフルタイムの仕事を続けて、フリーランスの仕事も一緒にやっていたら、2019年の収入は1

enough。「十分な幸せ」を探して。

こんにちは。アメリカの東海岸在住の@hirokonishimuraです。コロナ自粛生活が始まってから74日が経ちました。 この頃、私は私の中の「Enough」を探しています。 Enough「Enough」とは「十分」と言う意味ですが、「Happy Enough」「Fulfilled Enough 」「Wealthy Enough」「Healthy Enough」。 人間はこの「Enough」を探して一生を歩んでいるのでは無いだろうかと思います。 私は今「十分な幸せ」を

【アメリカ】コロナ中、ネットで4日で家買ってみた。

皆さんお久しぶりです。「一生賃貸に住むぞ!」星人@hirokonishimuraです。賃貸星人なのですが、この頃コロナの影響でする事もなく、行く場所も無く、1LDKのアパートに3ヶ月ほど引篭で、売り家漁りが趣味になっていました。そして気がついたら家買ってました。 ネット経由で全部進んでます。あまりの手際の良さにびっくり。家のVirtual Tourから4日後には契約書サインしました。 この記事で初めましての方も多いかもしれないので、一応自己紹介を。30歳国際結婚夫婦。旦那

自己紹介。多彩な🇯🇵🇺🇸人生

こんにちは。@hirokonishimuraです。昨晩地域の日本人を集めた新年会に参加したのですが、やっぱり自分の話となると、変な事ばっかり起こっているな。と実感したので、自己紹介も兼ねて書き留めてみることにしました。 幼少時代西村寛子。平成元年産まれ。よく日系二世だと思われるけど実は京都出身の一世。7歳の時に父親の駐在で渡米。日本の小学校には一年生の夏休みまで通って引越し。3歳半したの妹がいる。 産まれた後は1年間泣き叫んで過ごし、一歳になった頃にやっと言葉を話し出して

ニューヨークでレジ袋有料化!エコバッグ買う前に読んで欲しい!

こんにちは。この頃飛び交ってるウイルスのお陰で引き篭り状態が悪化している@hirokonishimuraです。風の噂でニューヨークが今月からレジ袋有料化になることを知りました。🧺 半年前にニューヨークから田舎に引っ越してきた私ですが、一足先に「レジ袋有料化」を経験しています。 引っ越した当時は「とんでもない!」と思っていました。 何を隠そう。私はケチなのです。食材を買うのに一枚5¢払って袋を買うとか!袋だけで20¢とか余裕でいってしまう!許せない! 私はニューヨークで

東京OLが初会の起業家米国人と婚約してニューヨークに遊びに来たら蒸発された話

こんにちは。よく「ハプニング」に巻き込まれる @hirokonishimura です。今回は先日ツイッターで書いた私のニューヨークで過ごした一冬目に起こったパプニングのお話をブログにまとめたいと思います。 背景主人公はM子とします。 20代後半か30代前半の外資系で働いている東京OL。私の大学時代から、どこで知り合ったのか、ネットでつながってました。 一つ個性的だったのが、ずっと「アメリカ人と結婚したい」が夢だったみたいなところでしたが、英語もちゃんと勉強してて、まあ、