【風越学園における 演劇共育レポート①「やっぱり実体験」】

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【軽井沢に今年4月に開校した風越学園】
6月から実際活動開始。
その中で、村上先生の熱意とともに、演劇プロジェクトが開始したのです。
(その詳細は、今度の演劇共育ナレッジフォーラム(7月26日)で報告発表があるので、みなさん、ご参加してくださいね)
7月1日にね、アウトプットDAYが風越学園であり、行ってまいりました。
6月に、一度ズームで、子どもたちにフィードバックをする機会もあって、その時から、子どもたちの様子を画面上ではあるけど見ていてね、その時も子ども同士のフィードバックが本当にすばらしいなぁと感心していたのですが、実際会ってもその感想は変わらず。

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↑風越学園の校門

【一人一人が転校生】
休校前は、子どもたちはそれぞれ違う小学校に通っていました。東京など、軽井沢以外の学校に通っていた子もいっぱい。
風越学園で、みんな、一人一人が転校生。
転校生の集団、約20名(3~4年生)。2月まで通った小学校で転校しますのあいさつも多分ままならず休校→緊急事態宣言。オンラインを経て、対面で風越学園での生活がスタート。
村上先生ことむーちゃんが、
「子どもたち座ることもなかなか難しくて。しかも輪になって座ることもできなかったんです」
と1か月前の状況を話してました。

【子どもが自分自身と向き合う姿勢】
この1か月、演劇的手法を取り入れたプロジェクトを通して、本当に、子どもたちのいろいろな力が育まれてきたなぁということがわかります。
一番、私が感心したのは、子どもたち同士のフィードバック。そして子どもたちが、自分自身と向き合う姿勢。
「楽しかったー」「面白かったー」だけではなく、その先にある深-い学びに、入り込んでいたことです。
知識ももちろん、大切!
しかし、初めは、大人も子どもも、周りでサポートする人も、実体験が何よりも、代えがたいと思うのです。演劇的手法で、子どもたちが創作していくことで、こんな変化がある。その余波がこんなことにも出てきている。それを体感することが、こういう活動が広がっていくために、本当に大切なことだと、改めて思った風越での1日でした。
そして、そのように実践をされてきた、むーちゃんと、まんぼが、本当に素晴らしいなぁと思うのです。
また書きます。

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