最初のブランドリリースから1年。振り返りと次のブランドに向けて。
初めまして。株式会社TAWOの阿部です。
弊社は男性のスキンケアブランドの販売を主とした会社です。
今回は去年発売したブランド”REFIOS”(現在は販売終了) に込めた想いと、そこから学んだことを、慣れない日本語で綴っていきたいと思います。
(そもそも文章を書くのが苦手なのと、高校、大学が海外なのもあり、日本語で文章を書くのは中学生ぶりなので変な日本語等は許してください。)
あくまで自分の記録と気持ちの整理用ですが、これからモノづくりを考えてる人誰か1人の参考にでもなれば嬉しいです。
そもそもなぜ男性化粧品だったのか
起業したのは20歳。
最初はインバウンド向けのアプリサービスの開発を行なっていました。
しかし1年半取り組んだものの、自身の経験不足から、サービスに対しての自信を失い、リリースを断念。
大学卒業後もこのサービス一本で行こうと思っていて、就活等もしてなかったので当時は途方に暮れました。
起業を続けたいものの、アイディアややりたいことも特にない。
でも何かに挑戦したい。
そんな思いから自分の視野をもっと広げるために、前から興味のあった中国への語学留学を決めました。
ただその語学留学もコロナの影響で1年コースが半年で打ち切り。
日本に強制帰還するものの、半年前と状況はあまり変わらず、自分のやりたいことがないまま。
もう、就職しよう。
そう決めて就職活動に取り組み始めました。
そんなある日、年子の兄から一つの相談を受けたんです。
”ねえ、スキンケアってどうやるの?”
"何を使えばいいの?"
"男子がスキンケアってかっこ悪くない?"
その相談を受けて、
”自分磨きの何がいけない?”
性別、年齢関係なく、努力をすること、向上心を持つことは素晴らしい。
その思いから兄にスキンケアの工程を教えたり、ロフトへ一緒に商品を選びに行ったりしました。
そして、スキンケアを始めてから兄は、自分に自信持つようになり、前向きになったんです。
そこから
”美容=女性のみ”という固定概念を外し”美容=かっこいい!”と思われるブランドを作りたい。
美容というものをより多くの男性が、自信をつけるための一手段として選択できるようにしたい。
今から2年前、そんな流れと想いで、決めたんです。
よし!男性化粧品ブランドを作ろう!!
人生初めて作ったブランドREFIOS
ブランドをつくろう!
そう思ったものの最初は何に手をつけたらいいのかわかりませんでした。
ただ、最初のアプリ事業で一番学んだこと。
そもそもニーズがあるのか。
お客さんがいるのかを明確にすること。
消費者がいなければサービスは成りたない。
アプリ事業では自分の主観が強く、そもそもそのサービスを必要としている人が本当にいるのかを明確化できてなかったため、自信を失くしたんです。
市場調査は基本の基本だったのに大事なところを見落としていた。
その学びをバネに、よし市場調査に行こう!
そう思い、私は渋谷、新宿、原宿でひたすら男性に声をけました。
そもそもスキンケアしてますか?
何使ってますか?
どんな商品が欲しいですか?
20項目ほどの質問を4日間かけ200人に聞き、そのヒアリング内容をもとにブランドづくりを始めました。
そして開発から1年間。
たくさんのヒアリングと協力のもと出来上がったのがREFIOSでした。
なぜ販売中止をしてリブランディングに至ったのか
ブランドは最初にクラウドファンディングでリリース。
(クラファンリンク▶︎https://www.makuake.com/project/refios/)
商品単価が1200円〜と低かったのもあり目標金額は20万円に設定。
たくさんの方が拡散に協力してくださり、なんと開始30分で目標金額を達成し、クラファン終了時には350%以上の達成をすることができました。
クラファン終了後POPUPも何度か開催し、より多くの方の手に届くのを見て、本当に嬉しかったです。
ただそんな中、とある起業家の集まりで、数名の方が話しているのを聞いてしまったんです。
”あの子が作ってるブランド安っぽいよね”
”あれ売れると思ってるのかな?”
”まぁ最初だし仕方ないんじゃない?”
、、、悔しかった。
悔しかった。
でも何も言えなかった。
だって利益率重視で、原価を抑えることばかり考え、確かに製品自体が安っぽかったから。
だめだ。この製品売れない。
自分で作ったもののそうどこかで思い始める自分がいました。
モノづくりの大大大前提。モノが良いこと。
これは大前提だった。
当たり前だった。
その後クラウドファンディングの購入者の方達に対して、
”どんな期待値で商品を購入してくださり、その期待に応えていましたか”とヒアリングを行った際も
ー安っぽい
ーミストが強い
ーラベルが剥がれやすい
こういった意見が多かった。
もうこの時点で、この商品を売り続けることは賢明でないことは理解し、リブランディングを決意したんです。
あれから1年。来月のブランドリリースに向けて
REFIOSは確かに失敗の多いブランドだったかもしれない。
ただ私は後悔していないし、沢山の方との繋がりを生んでくれた、とても良いテストマーケになったと思ってます。
ここから始まりにすぎません。
あれから一年間、資金調達の実施や、経営、モノづくりの勉強を改め、
最高のブランド作りに励んできました。
来月リリースとなるブランドはブランド名も変わり、ガラッと雰囲気の変わるものになりますが、多くの方に手にとって頂き、商品の体感、そしてブランドとしての成長を感じていただけたら嬉しいです。
最後に。
私は人生を死ぬまでのゲームだと思っています。
どうせ死ぬなら、チャレンジしたいし、
生きてる間は自分の周りの人に幸せと愛を届けたいです。
(死後届けられているならなお最高)
感謝と愛を忘れず、これからも私らしく突っ走っていくので、
暖かく見守っていただけたら嬉しいです。
ここまで長く読みにくい文章を読んでくださりありがとうございました!!
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