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2023年10月の記事一覧

子供の頃の夢は漫画家!…ではなくて、10代で漫画家デビューしてイキりまくることでした

子供の頃の夢が漫画家だったという人は、わりといると思います。 私もそうでした。 「お前その画力で!?」と言われると照れてしまいますが、ぶっちゃけ目指すだけならタダなので、とりあえずやってみることが大事です。 たまに「上手くなるまで投稿や持ち込みなどはしない」なんて言う人もいますけど、まずは行動することをオススメします。 私は小学校高学年の頃に漫画雑誌に投稿することを思いつき、中学から大学までの間、複数の少女漫画雑誌に投稿していました。 成績のほうは、一番下の賞(賞金500

私は本当に「ゲームが好き」だったのか?と深く考えてみた

私は若い頃は多くのゲームをプレイしていたので、ずっと「自分はゲームが好きなのだ」と思っていました。大昔、ゲーム好きの知人がゲームシステムについて熱く語っているのを聞きながら、私もその空気に同調して「自分もゲーマーだ!」と思い込んでいました。 ですが、今になって冷静に振り返ってみると、私は本当はゲームシステムはどうでもいいと考えていた気がします。 ゲームの「ゲーム」としての部分には実は興味が無くて、キャラやストーリーを見るために戦闘や育成をこなしていたというのが真相でした。

私は本当に「漫画が好き」だったのか?と深く考えてみた

私は幼い頃から漫画が好きでした。 オタクという言葉も知らなかった年齢の頃から、可愛い女の子キャラを眺めてニヤニヤしながらイラストを描く、幼女でありキモオタでもあるというイカレた存在でした(後に腐女子にもなりました) そんなキモオタ幼女だった私が見ていた漫画と言えば、当時人気があった少年漫画や少女漫画などです。子供向けかつ一般向けに作られたそれらの作品には、王道なストーリーに容姿も性格も魅力的なキャラ達という、非日常で美しい世界が描かれていました。 そんな世界に魅せられた

霊感ゼロの私が思う「世界で一番怖い話」

若い頃の私は、ホラーやオカルトや都市伝説などの怖い話がとても苦手でした。でも、四十歳を過ぎたあたりから「普通の死に方で死ぬ恐怖も、オバケに殺される恐怖も、どちらも同じでは?」という考えに至り、昔ほどそれらを怖いと感じなくなってきました。 事故や病気で死ぬのも、オバケに殺されるのも、自分で首を吊るのも、自然に寿命が来るのも、命が終わるという絶望感はおそらく全部同じです。 どれかが特別ということはありません。 若い頃の私は、怖い話で語られる内容を心から怖がっていて、こんなこと