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私は本当に「漫画が好き」だったのか?と深く考えてみた

私は幼い頃から漫画が好きでした。

オタクという言葉も知らなかった年齢の頃から、可愛い女の子キャラを眺めてニヤニヤしながらイラストを描く、幼女でありキモオタでもあるというイカレた存在でした(後に腐女子にもなりました)

そんなキモオタ幼女だった私が見ていた漫画と言えば、当時人気があった少年漫画や少女漫画などです。子供向けかつ一般向けに作られたそれらの作品には、王道なストーリーに容姿も性格も魅力的なキャラ達という、非日常で美しい世界が描かれていました。

そんな世界に魅せられた私は、幼い頃から自分は漫画が好きだと言い、長年その考えに疑問を持つことはありませんでした。

ですが、ある時、気付いてしまったのです。
本屋で見慣れない漫画雑誌のコーナーを見つけて、タイトルを見ると…

「嫁VS姑!実録バトル!」「不倫コミック特集!」「児童虐待の闇!」

いや、そんな内容を漫画という形で見たくないのですが…
漫画じゃなくても嫌だけど、なぜそれを漫画で?と動揺しました。

幼い頃から「漫画=楽しかったり感動したりするもの」だと思っていた私にとって、こういう嫌な意味での大人向け漫画の存在は衝撃でした。
私はずっと自分は漫画が好きだと言ってきたけど、こういうものも同じ漫画だと思うと、その考えに疑問を持つようになりました。

漫画もアニメもゲームも映画も小説も、その表現方法自体が好きと言っている人達は、とても幅広い内容の数多くの作品に触れています。
それに比べて、私は自分の好みに合ったごく少数の作品をつまみ食いしていただけという事実に気付いてしまいました。

私は本当は「漫画が好き」なのではなくて、好きな漫画はあるけど漫画全般は別に…というのが正しかったみたいです。日本語難しいですね!

嫌な意味での大人向け漫画と言えば、ネット上の漫画広告も、たいていは無駄に胸糞悪そうで、あんな広告で本当に利益が出ているのか?と、会社の心配をしてしまう(余計なお世話)と同時に、私が漫画というものに抱いていた夢のあるイメージにも完全にトドメを刺されました。

こういった漫画広告に対して、黙って嘆くだけの弱い私とは違い、前向きに立ち向かった方のブログ記事を見つけました。
心から感動したので、以下にリンクを貼っておきます。


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