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道具を持つと遠くにいける〜20代最後に自転車に乗れるようになった私が思うこと〜/77日note7日目

私は20代最後にやりたかったことがある。
自転車に乗れるようになることだ。
(「自転車乗れないの?wwww」と思われている方多数だと思いますが一旦それは置いておいて)
その目標を叶えるため、コツコツ自転車をレンタルして練習していた。

自転車に乗れるようになったことが本当に嬉しかったので、29歳が自転車を練習するリアルと気づいたことを書いていこうと思う。

自転車、超怖い

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*写真はイメージです

自転車を乗るにあたって最初に思ったのは「超怖い」だ。

・そもそも2本足で歩いているのに、それを浮かして移動するとか神の領域
・自転車が車道を走るとか驚愕。車に絶対負けるじゃん!
・速いよ!! 怖いよ!!
・大の大人が転んだらまじで恥ずかしいし体へのダメージやばそう

いつ倒れてもおかしくないbodyで、車道を走るなんて狂気の沙汰だと思ったけど、決めたんだからやるしかない。

目標は北鎌倉にあるカフェ『Verve Coffee Roasters』に自転車で行くことなのだけど、そのためには超絶細い道を通っていかなきゃいけなかった。

そしてこの素敵カフェに行くためにはこんな道路を走らないといけない。

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いつも思うけど、この自転車専用の道狭いですよね。
場所によっては20cmくらいしかないですよね。
ある意味ないじゃんね!

自転車、やっぱり怖い

転んだら恥ずかしいし、心も体も立ち直れないし、人様に迷惑もかけたくないし、交通ルールも分からなかったので、最初は旦那さんが一緒に練習をしてもらった。(人の信号と車の信号どっちを見ればいいか分からなかった。悲劇)

でも、いざ自転車に乗ってみると意外とスルスル乗れた。
「あれ?意外とできるな私☆」なんて調子に乗って、「よし、いざ北鎌倉〜!!」と走り出したが、

人が目の前に来たときに避けられない。
人が目の前にいると避けられない。

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だって避けようとすると、車道にでてしまうし、車道にでるためには後ろから車が来ていないか確認しなきゃいけないし、後ろを振り向くなんてそんな怖いことできない。

ということで最初は、人が来たら自転車を降りて、自転車を押しながら全力疾走して人を抜かすということをしていた。(今思うとやばいですが、それくらい怖かった)

歩行者、自転車、車が並ぶ瞬間超怖い

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上の写真のような光景を、自転車ヘビーユーザーの方々はよく見るのではないだろうか。

このちょっとでもふらつこうものなら、あやわ大惨事みたいなこの状況が怖くて怖くて仕方なかった。てか無理ゲーじゃんこれ。文字通り死と隣合わせじゃんと思った。

なので、この場合も一度自転車から降りて止まるか、全力て歩行者を抜かしてからもう一回自転車にまたがり漕ぎ始めるということをしていた。

徒歩30分のところを、自転車で40分かけて行った。
(きっと、歩行者にも車を運転している方にも迷惑だったと思います。ごめんなさい。)

自転車に乗るのが怖い、だからたくさん練習した

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(Googleで「自転車 練習」と打ち込むと子どもの写真ばかりがでてくるので、自分が練習した写真をたくさんネットにUPして29歳(当時)の大人の練習風景が検索結果に出るようにしたい)

何回乗っても自転車に乗るのが怖かった。
だから、たくさん練習した。

出社する前とか、ちょっとコンビニ行きたいときとか、5分でも10分でもいいから乗り続けたら、いつのまにか15分くらいは平気で乗れるようになっていた。

シンプルに嬉しかった。

何かをできるようになるために、近道なんてない

私が自転車に乗れるようになったのはなぜだろう?
それは、コツコツと練習したからだ。(みなさんもはるか昔にそうやって乗れるようになったのだと思う)

例えば、自転車のHowto本を読んだり、「大人になって自転車に乗れるようになるコツ5選」みたいなYouTubeを見たって乗れるようにならない。

『これって、他のことにも言えるなあ』と思った。
自分には、できるようにならなきゃいけないことがたくさんあるのに、
常に近道を探して練習をしていなかったなと。

それではいつまでたってもできるようにならない。
そんな当たり前のことを、私は自転車を練習した29歳夏に気づいた(遅い)

本を読んだら、動画をみたら、有識者話を聞いたら、それだけで明日できるようになっているなんて未来はなくて、自分でコツコツと実践をしていかないと何事もできるようにはならないんだなあと再度気づくことができた。

道具を持つと遠くにいける

今では自転車を乗り回して(言い方)、アラサーにして自転車ライフを楽しんでいる。

自転車に乗れるようになってもう思うのは「道具を持つと遠くに行ける」ということだ。

いや、「徒歩30分かかるならやめとこ〜」が「自転車で10分ならいくか」に変わったのは大きい変化だ。移動の選択肢も遊びの選択肢も増えた。

何かをできるようになるってこういうことなんだと思った。

・車が運転できるようになったら、もっと遠くへ行ける。
・英語が話せるようになったら、海外へ行くという選択肢が増える。
・コニュニケーション力を身につけたら、たくさんの人と話せるようになる
・excelを勉強したら、同じ時間でもできることが広がる

何かをできるようになるということは、心理的にも距離的にももっと遠くにいけるし、物事の選択肢が広がる。そんな当たり前のことも再認識することができた。

最後に

この夏、私は、みんなが20年前とかにできるようになっていたことをやっとできるようになりました。
本当に些細なことかもしれないけれど、とっても嬉しかったし、大事なことにも気づけた気がします。

最後に、
自転車を乗れるようになるなら子どものときの方がいいです。
たくさんたくさん練習しても大人になって乗れるようになってもだれも褒めてくれないから!!悲しい!!

最後まで読んでくれた方は、褒めてください!笑

おわり

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