『楽園の烏』(八咫烏シリーズ)感想
『楽園の烏』阿部智里 文藝春秋社 2022/9/28読了
八咫烏シリーズ第二部のスタート。
いきなり人間界からスタートしましたが、玉依姫のときのような衝撃はさすがにないな。ただ驚いたのは、どうやら話の端々から玉依姫よりもずいぶんと時が進み、現在進行形かそれに近い時点に来ているらしいことが読み取れます。
(ここで年表を見たのですが、『玉依姫』は1995年、『楽園の烏』の時点では2016年頃のようですね。)
人間界に住む安原はじめは、失踪宣告を受けた父親から山を相続します。そ