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HR EXPO Ⅲ;「AI」が「面接」を代わりにするというので、勝手に分析しました。

2020/9/16-18に幕張メッセで開催されたHRexpo(全体のレポはこちら)。話ブースで聞いたTechについて考察しています。

今回「AI」が人事をより良くするんじゃないかという視点で、「HR君」や「ジョブクル転職」に触れました。

そして、コレキターーーーー!ってなったのが「SHaiN」です。

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※「SHaiN」サービスサイト. https://shain-ai.jp/ より

「面接」を「AI」が代わりにする仕組み

事前に設定していた質問を代わりにするという、自動面接とかではなく、ちゃんと、候補者の返答を元にAIが考えて質問をするという「対話型」の面接です。なので、実際の面接のように会話がキャッチボールされます。会話の内容は全てテキスト化され、その会話の内容からAIが「10項目」の評点をつけ、総合評価や特徴、傾向を導き出します。面接の様子は録画されているので、採用担当者は動画を見直すこともできます。
AIが導き出した評点を元に、合否の判定をつけることができますし、気になった面接は、動画を見直すこともできるという仕組みです。

会話→テキスト化の精度

そうです。会話をテキスト化し、ちゃんと文字データから読み取って、ちゃんと判断しています。
逆にいうと、このテキスト化の精度は、クウォリティーの高さと言い換えることもできるかもしれません。この精度を阻害する要因である、ものすごーく滑舌の悪い候補者とか、方言や表現に癖のある会話はどうなるのでしょう? テキスト化エラー(聞き取れない、違う意味として捉えてします)によって評点の結果に影響が出てしまうのではないでしょうか?

私も大学のリモート授業のZOOM録画が自動テキスト化されている文章を追っているときに、明らかに「それちゃうやろっ」てなっていることがあります。それは、通信がちょっと途切れたりとか、講師が変な言い方したりとかしたときに、全然違う単語になったりします(英語ですらこんな状態)。

曖昧ではっきりしない表現の多い日本語の場合、もっと難しくなるんじゃないかなぁとか想像してしまいます。

「適性テスト」の代わりとなる??

見方を変えると、えっ、コレはやばいんじゃない?と背筋がぞくぞくーっとしてしまいました。AIが信頼できるアウトプットを出すようになったのだとしたら、感情抜きに客観的に話をした内容をベースに判断ができている。ということです。この面接手法を「戦略採用メソッド」という独自理論を導入しているとのことのようですが、そんなに科学的で客観的なメソッドで完全平等に評点を導き出せるということになれば、もはや、一次面接は「人」が面接しちゃいかんという世界観がやってくるかもしれません。

スクリーンショット 2020-10-10 21.10.15※「SHaiN」サービスサイト. https://shain-ai.jp/ より

ってことは、この仕組みって、対話型の適性テストをしているってことになってない???と思ったわけです。例えば、現在のオンラインの適性テストにある、”質問があって、それに5段階(強く思う、思う、わからない、思わない、全く当てはまらない)のどれかに回答して、100問ぐらい答えてコンピテンシーを導き出す” が、現在は主流です。しかし、この形式はどうしても、質問から、「こういうふうに答えた方が、こういう結果に繋がりそうだから、こっちを答えた方がいいんじゃないかな」というような回答者の思惑のようなものが入ってしまいます。

しかし、この面接形式で会話しながらオープンクエスチョン(はい。いいえではなく、自由に回答できる形式)で、質問していけるので、その返答に思惑は乗っかりにくいです。そしてその返答内容を分析してコンピテンシーを導き出すことができるのです。簡単に例えば、Aさんは、最初の質問に対して、このようなストーリーの返答をして、その返答の話から、次の質問をして、また新たな返答を得ました。その返答の内容から、Aさんの積極性は3で、計画性は5で、、、とかね。そして、それを会話の全体内容から判断して、、柔軟性は4で、発想の良さが2で、、、とか。。。。
うわーーー。そんなんできるようになったら、面接でただ普通に会話しただけで、全部適性がわかってしまう!とかになってしまうんかな!将来?? 

ちょっと話はそれましたが、この「SHaiN」は、面接の効率化AIよりも、精度の高い適性テストができるAIと捉えた方がしっくりくるんじゃないだろうか! と。そんな印象を受けました。

英語版ができれば、僕は世界に売りに行きたいw

欧米はダイレクトリクルーティング型の採用が主流のため、候補者のファネリングを自動化するHRtechがしのぎを削っています。この面接のAI化は、面接でAIを使った自動ファネルとして、もしかしたら欧米型の採用の方がFitするんじゃないだろうか?? と、勝手に海外サービスを調べたら、やっぱりあるある。AI Interview Interviewer.ai
そりゃそうだな。。こりゃー、国外は一筋縄じゃーいかないっすね。
でも、日本でもこういうテクノロジーで何かが解決できそうなサービスが出てきていているので、どんどん採用シーンに浸透していけばいいのになぁとか、思ったりするわけです。

※この記事は、株式会社タレントアンドアセスメントさんから依頼されたいわゆるレビュー記事ではなく、私がただ話を聞いたことを主観を交えて記事にしているものです。したがって、「ほんとのところどうなの?」と興味をもたれた人事担当者さんは、株式会社タレントアンドアセスメントさんにお問い合わせいただけますと幸いです。

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