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人事担当者として勉強になった記事まとめ

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人事担当者として勉強になった記事を、いつでも読み返せるようにまとめていきます
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#HR

早期離職率は何%が適切なのか

こんにちは。WorkTech研究所の友部です。人事領域でよくモニタリングされるKPI(重要業績評価指標)の一つに、離職率(退職率)があります。退職率が人事や経営に頻繁に参照される理由は、以下の三つがあるでしょう。 データの収集が容易である。 結果指標として活用しやすい。 会社の状態を視覚的に理解しやすい。 では、実際にKPIとして退職率を活用するとき、一体何%が適切なのでしょうか。 適切な退職率は会社や事業のフェーズによって変わる退職率を数字として算出すると、「この

カミナシHRの2年間を振り返り。スタートアップHRのゼロイチで効くと思った3つのポイント

こんにちは、HRの井上です。 カミナシに入社したのが2021年5月。執筆時点現在、まもなく入社から2年が経ちます。 入社当時20名程度だった社員数も100名に迫ってきており、組織のフェーズも目まぐるしく変化してきた2年間だったと感じます。 20名から100名というと、数字の印象だけではそこまでの変化に感じないかもしれませんが、規模にして5倍。この間にはよく言われる30人の壁、50人の壁というものも存在しています。 そしてまもなく100人の壁にアタックしようとしているわ

採用のKPIをどう考えるか

こんにちは。WorkTech研究所の友部です。このnoteでは人事におけるデータ活用を中心に書かせていただいてますが、これまで社内にいる人財をどう活用するか、を中心にお話をして来ました。いわゆるタレントマネジメント領域のお話ですが、人財を活用しようにもそもそも入り口の採用がちゃんとできていないと、活用どころではありません。そこで、今回は入り口である採用におけるデータ活用について、とっかかりとなる話をしたいと思います。 こちら研究所でも直近のホットトピックでして、「採用のKP

モチクラ偏差値47だったVoicyがAAA獲得までにやった5つのこと

はじめにこの記事はVoicy Advent Calendar 2021の 6日目の記事です。 他の記事も是非お楽しみください! またこの記事は音声でもお楽しみいただけます! さて、本題。 Voicyではリンクアンドモチベーション社のモチベーションクラウドで組織状態を定量化し組織開発を行っているのですが、2021年9月に実施したサーベイでエンゲージメントスコア67を記録し、目標としていたランクAAAを獲得することができました。 (記事公開後更新)更に3ヶ月後の12月に行っ

「退職分析」はなぜ難しいのか

こんにちは。WorkTech研究所の友部です。 前回のnoteにたくさんの反響をいただきありがとうございます。 これからもWorkTech研究所として、主に人事におけるデータ活用について積極的に発信していきたいと思います。 今回は、タイトルの通り「退職分析」についてです。 「人事データを活用して何か分析したいテーマはありますか?」と聞くと、ほぼ必ずと言っていいほどテーマとして上がるのは「退職」です。 「退職」はエンプロイジャーニーにおいて重要なイベントの一つです。自身で

300人の組織になる前に人事責任者が意識してきた4つのこと

SmartHRでVPoHRをしている薮田(@yabucccchi)です。 早いものでSmarHRの従業員数が300人を超えました。(2021.1.29現在) 今回は、私が入社した当初の60人のときに、300人を意識してどんなことをやってきたのか?という話を書きたいと思います。 ありがたいことに、スタートアップの人事責任者の方や経営者の方から人事施策についてヒヤリングを受けたり、相談されることがあります。今回の記事がこれからスタートアップに転職する人事のみなさま、1人目や