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「自宅マンション売却」と「新居の戸建て購入」を並行したら結構疲れたけどやってよかった話(決断編)

久しぶりのnote。

遡ること約1年4ヶ月前、2021年3月に新築の戸建てを購入しました。
もう少し詳細に話すと2016年に住友のマンションを購入していたのですが、それを売却して新築の戸建てを購入しました。
で、この作業(売って買う)を「同時並行」した訳です。

購入から約1年4ヶ月が経ち、税金の処理やら確定申告も終わったので、今回の体験を少しでも誰かのお役に立てればと、実体験を元にnoteにまとめておきます。

なお、この記事は私個人としての発信なので予めご理解ください。

一般的な3LDK(実際は広めの2LDK)のマンションを購入したけど子供にも恵まれ手狭になってきたのでもう少し広めのマンションか戸建てに引越したい
という人、もしくは近い境遇の人って結構いるんじゃないでしょうか。

でも

  • 誰に相談したらいいの?

  • 今のマンションってどうやって売却したらいいの?

  • 順序として今のマンションを売ってから新居買うの?

  • 売って買うまでの間は一回賃貸挟むの?

  • そもそも今のマンション(ローン)残しつつ。新居買う(ダブルローン)とか出来るの?

  • 売却した後ってどうやってローン完了させるの?

etc…いろんな心配事があると思います。

そんな人に向けて私の実体験をオープンにします。一つのやり方として
参考にしてもらえればと。ちなみに私は元のマンションに住みつつ新居を購入し(ダブルローン)、新居の明け渡しと同時に引越し、そこから約1ヶ月後に元のマンションを売却して元のローンを完済という流れです。このやり方が良いかどうかは人それぞれなのでなんとも言えませんが個人的には理想的な仕上がりだったと思います。

しかし、ここまで来るのにかなりの試練はありましたw

かなりの長文なので4話に分けます。

1話:決断編
2話:金融機関との戦い編
3話:売却編
4話:引っ越し編

それでは「決断編」いってみましょう。

きっかけは2人目の誕生とリモートワーク

引越しを検討し始めたのは2020年の秋くらいでした。
元々子供は2人欲しかったけど1人でもできればラッキーで2015年12月、三鷹市に3LDKのマンションを購入しました。

67㎡のよくある3LDKのマンションです。
リビングの隣の部屋をつなげて使ってたので実態としては広い2LDKでしょうか。

マンション購入後の2016年、無事1人目が誕生し家族3人としては十分な広さで生活をしていましたが、幸いにも2020年に2人目が誕生しました。
上が女の子、下が男の子で完全に近い将来独立した部屋が必要となります。

部屋数が物理的に完全アウトです。

3LDKとはいえリビング隣の部屋はリビングの一部として使ってるので完全独立した部屋は2部屋しかない。さらにリモートワークが当たり前となってきたので贅沢に仕事部屋も欲しいと考えるとさらに完全アウトです。

理想の仕事部屋イメージ

さてどうするか..

保育園問題、マンションor戸建て問題


2020年の秋くらいから夫婦で相談をし、やっぱ今やるしかねえ。と腹を括り物件探しを始めました。

ここで一つ目の障壁です。

そう「保育園問題」です。

子供2人とも三鷹市の「認可保育園」に登園しているので、もし三鷹市から引っ越すことになると保活からやり直しです。しかも上の子は2年間認証保育園に通わせてポイントを稼いでなんとか3年目で認可に入れているのと、兄弟同じ保育園に登園できてるのでこの環境を捨てるわけにはいかないわけです。

なので結論「三鷹市限定で探す」です。

元々吉祥寺近辺が好きだったのでいいのですがやはり選択肢が限定されるのはいろいろ不利です。

(入園してればどこに引越ししてもそもまま継続してくれればいいのに。)

次に「マンションor戸建て」問題です。

これは住み替えに限らず永遠のテーマですね。
(このテーマにゴールはないのであくまでも私個人の実体験で行きます)

結論、私は今回の住み替えでは「戸建て」にしました。

本音は「さらに広いマンションへ引越し」でしたが、今のマンションを超える広さを考えると100㎡は欲しいし、広さが取れないなら4LDKで独立した部屋数が増えて欲しい。ということにとなりますが、そもそもそんな物件は三鷹(近隣区域も含め)にほぼ存在しません。あってもマンションの価格がどんどん上がってることもあり、期待通りに探すと1億-2億円のレベルです。

令和4年2月・第4四半期分 建設産業・不動産業:不動産価格指数(PDF) - 国土交通省

流石に予算的に厳しい。となると選択肢として戸建てです。

戸建てはリセールバリュー、売却の手軽さ、セキュリティー面、居住空間のクオリティー(特に建売の場合)などマンションと比較すると劣る点が多いのですが、場所や購入の仕方にもよりますがコストは抑えられるケースが多いです。戸建てのメリットはまた後ほど。

2021年冬 物件との出会い

検索対象を戸建てに絞り物件探しの開始です。

三鷹市の新築戸建てに絞ったので対象もそれほど多くなく(5物件くらい見ましたが)一番最初に内見した物件に決めました。5分歩けば井の頭公園、吉祥寺駅までも徒歩10分という好立地の物件にしました。

仮に売却となってもこの立地であれば必ず売れるだろう。井の頭公園や吉祥寺の価値が大きく下がらない限り必ずファミリーでこのエリアで住みたいニーズはあるはず。と決断です。

ちなみにもし将来少しでも売却を視野に入れるなら(戸建てでもマンションでも同じですが)売却のイメージ(どんな人がどういう目的でそこに住もうとするか)が出来るかどうかは非常に重要です。

数週間かけて複数物件を見て回りましたが周辺環境、金額、デザイン、など総合的に一軒目を超える物件はなかったです。

ここから本当の戦いが始まる

そう。本題はここからです。

そもそも今持ってるマンションどうするのか?リース(賃貸)に出して新居に行くのか、売却して新居に行くのか?売却してから行くにしてもいつ売却できるかわからない中でこのお目当て物件どうするのか。

結論、今のマンション売却前提で今のマンションローンを残しつつ新居の購入(一時的なダブルローン)作戦でいくことを決断です。

この作戦のメリット/デメリットは

メリット
・お目当ての物件を他に取られる可能性が低い
・買って売るを同時並行するので一時避難のための無駄な引っ越しコストやそれに伴う手続きが不要

デメリット
・今のマンションの売却が遅れるとダブルローンの期間が長引き手持ちのキャッシュが悪化する
・ローンの残債が残っているので組めるローン残枠が低い(そもそも残債残ってると門前払いの金融期間が多い)

一番スタンダードなのは恐らく既存のマンションを売却し、既存のローンを返済、抵当権の削除を行い綺麗な体になってから新居の申し込みです。

ただそうしていると目の前の物件は必ず取られてしまうのと子供2いる中で
一時的な賃貸引っ越しは絶対に避けたく勝率50%の中でこの作戦を決行しました。

今回はここまで。次回はどうやってこの作戦を決行して行ったのかのお話です!

次回予告:金融機関との戦い


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