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クソ!!コロナめ・・・ 〜野球編〜

2020年5月20日。
この日は全国の高校野球ファンにとって、一生忘れられない日になるだろう。
戦後初、夏の全高校野球(夏の甲子園)の中止が決定。
もしかしたらそうなる可能性があるかもと覚悟をしていた高校球児も少なくないかもしれない。ただそれでも、さすがに中止には無いよねと期待していた部分の方が大きかっただろう。

かくいう僕も小学校からずっと野球をやってきて、高校時代無名の学校ながらも甲子園を目指して仲間とともに練習に励んでいた。もちろん、結果としては甲子園の舞台に遠く及ばなかったが。。。そんなレベルだったら、甲子園が中止になることなんか・・・と冷たく捉えることも出来るが、実際に甲子園に行けるレベルなのかどうかは関係ない。1つの目標を達成するためにチームみんなで邁進すること、その経験、そして成長、、、甲子園に出場できるかどうかに関わらず得られることは計り知れない。そんな世の中の高校球児みんなの目標がコロナによって、一瞬にして奪われたのである。

と書きつつ、先日投稿した「9月入学」に関する記事を思い出した。

もし9月入学に変更になった場合、今でいう8月に実施されている夏の甲子園の時期は、卒業のシーズンにあたる。夏の甲子園はどの学年のためのどういった立ち位置の大会になるのだろうか、そもそも開催されるのだろうか・・・?ご存知の方も多いかもしれないが、野球というスポーツは冬の寒い時期に実施することが難しい。9月入学に変更になった場合、野球のような季節が限定されるスポーツにおけるスケジュールが大いに狂う(=変更が余儀なくされる)ことになる。たかが、野球・夏の甲子園と思う人もいるかもしれないが、高校球児筆頭にこの夏の甲子園を楽しみにしている人は多い。

コロナの影響で奪われた目標、求められる新たな生活様式・・・みんな一丸となって理解し順応していく必要があるのはわかっている。ただ、これまでの当たり前の中で得られていたことへの配慮も忘れてはいけない。

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