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在宅、サテライトオフィス、時々・・・本社勤務?

先週、首都圏の緊急事態宣言が明けた。
それまで在宅勤務が原則であったが、在宅勤務は2日で残り3日は本社勤務を1日、本社より自宅に近い会社のサテライトオフィス勤務を2日と勤務場所を色々変えて働くことにした。そのうち、本社での勤務の日には、2ヶ月ぶりぐらいに同じチームのメンバーが一堂に介した。ずっとプライベートも仕事も同じ空間だったこともあり、先週1週間のように日々働く場所が変わることは非常に新鮮だった。そしてやはり、それぞれのワークスペースの良いところもウーンなところも感じることができた1週間であった。

▪️リアルでコミュニケーションの取れる素晴らしさ

1日だけ、チームメンバー全員が本社に集まる日を設定した。久々の集合もあって、最初は特にテーマを決めることなく1時間程度みんなで議論した(もちろん参加人数に比べると、かなり広い会議室で密にならないように)。久々の全員集合もあって、テーマ無くともみんなよく喋る(笑)。また、在宅勤務期間中にオンラインMTGでも議論してきた内容についても議論したが、オンラインの場では起こらないような活発な議論が生まれた(自身だけでなく、メンバーからも同じ感想が)。複数人のオンラインMTGだとどうしても、自身の発言に対して周囲がどう感じたか?が分かりづらく、そして意見を述べようと思ってもタイミングを逸したりして、考えを積み上げる事がどうしても難しくなる。リアルの場であれば、1つのコメントに対して全員の反応が同時に一斉に見て・感じる事ができ、意見の発信もスムーズに進んでいく。(複数メンバーでの)ブレストちっくなコミュニケーションは、やはりリアル開催には勝てないなと。また、リアルMTGが終わった後も雑談ベースの相談が舞い込むことがちらほらと。ここ2ヶ月、決まった時間の会議が終わりオンラインMTGツールを閉じると、一瞬にして空間が遮断されコミュニケーションが取れなくなる。もう一度繋げばいいだけなのだが、やはり一度閉ざされた繋がりをもう一度となるとハードルは高いようだ。一方、同じ空間にいれば、一度終わったとしても相手の様子を伺い再び繋がることが容易にできる。6月以降輪番制での本社出社が決まったが、出社率を40%以下とするため毎日のように全員が集まることは引き続き難しくなる。打ち合わせの内容・議論のフェーズに応じて、リアル面接の場をうまく設けるとともに、言ってもオンラインMTGの質を上げるよう引き続き試行錯誤していきたい。

▪️在宅勤務に慣れたつもりだったけど

本社勤務とは別に2日間、サテライトオフィスにて勤務した。上述したようなメンバーとのディスカッションのオンラインMTGを除けば、在宅勤務で問題なく業務に従事できている気でいた。ただ久々に“THE”オフィスという環境で勤務してみて、何て業務が捗るんだと感じずには入られなかった。特に色々考えを巡らせ企画をするという業務については、圧倒的に”THE”オフィス勤務の方がやりやすい。やはり、家族と団欒する空間でもある自宅での勤務では得られない集中力を感じる事ができる(私の家が狭く、スペースを分ける事ができないことも大きいが)。また、サテライトオフィスで言うと、メンバーもいない空間、要するに基本的には誰からも声をかけられない環境下でもあることも集中力を高める上でポジティブに働いている。

▪️もちろん在宅勤務の良さも

在宅勤務の良さももちろんある。通勤時間が無くなり、家族との時間を多く作る事ができるという非常に大きなメリットだ。オンラインでの打ち合わせが多く入っている日や、ひたすら作業をし続けるような日であれば、在宅であっても生産性はオフィスとは変わりないと感じるので、在宅勤務も上手く活用していければとも思う。


さてさて、見返すとリアルでのコミュニケーションに関する文章量が圧倒的に多くなったな。それだけ、待ち望んでいたんだろうなと。ただ、緊急事態宣言が明けても、これまでと同じような状況での働き方は望めないであろう。在宅、サテライトオフィス、本社・・・それぞれの環境を活かして新しい働き方を模索していく必要がありそうだ。

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