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5th

皆様こんにちは。今月をもって写真家独立5年目を迎えました。

休載頻度および長期休載で有名なマンガ『HUNTER×HUNTER』並みの不定期更新。(ただ、あれは天才かつ圧倒的なストーリーと画力だから許されるわけで...)

こちらはもう見られているのかも分からない、不毛なnoteかもしれない(苦笑)。
そんな自分を皮肉しつつも相変わらず写真を撮っています。

前回の投稿にもありましたが、発信こそが大事な世の中。
だけど、その当たり前さに少し辟易ぎみな自分。

当たり前のように撮っているポートレート。
当たり前に用に撮られているポートレート。
正解もなく絶えず世の中は流行りすたりもありつつも、様々な写真があがっていく。おまけに、

透明感。
エモい。

そんなキーワードが飛び交うポートレート時代。
写真を数年以上も続けていると、少なくともポートレートにおいて、読解力や構築力が肥えてきて先が見えやすくなった。

驚きや裏切りの新鮮さが感じられなくなってきている。
「こういうことね...。」「ほら、こうなるだろ?」

見識が広がると、合理的な行動をとるようになり、バカみたいに無駄なエネルギーを割くことなんて無くなってくるという。

若輩ではあるが、ポートレートを撮り続けるという姿勢を貫くことだけが存在意義なんではないかと自己暗示をかけてきたかもしれない。
それらが作品になるという疑心暗鬼もよぎる。

そんなモヤモヤをかかえつつも、撮り続けてきた。
切実とは本心でシャッターを切っているのか。

撮影が楽しいのと作品が楽しいのはまた別。
何か満たされないものを抱えていた。

僕が撮りたい...いや創りたいものは何だろうか。

最近、ふと前から気になっていた写真家の写真集が入手できないかまた調べた。
すでに絶版の写真集ばかりで入手が困難かつ値段もなかなかだ。

気づいたら、数万円の写真集を購入でポチっていた。
「おいおい!!今まで購入した写真集の中で一番値がはっているぜ旦那!」
脳内で悪魔の自分が囁いていた。

そして、その後もいくつもの写真やカメラについてリサーチした後に...。
これまたレンズとカメラを購入していた。決して安い買物ではない。

「もう戻れねーな!正気かー?!買って終わりじゃねーだろうなー?」
悪魔がツッコミを入れていたが、なんだかワクワクしている自分がいる。

やはり、写真が好きな自分がまだ健在しているということ。
今はとてつもなく撮りたくて、仕上げて、展示したいという構想ができている。

まだまだ写真人生が楽しめそうだ。
そんな5年目の自分もどうぞ宜しくお願いします。

ここきていきなり近況報告ですが、3月発売雑誌『Chu→Boh(vol.107)』にて「桜樹なつ」さんを撮影した写真が8P分掲載しています。

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純粋無垢な彼女を切り取れたのではないでしょうか。
そしてこの雑誌の後半には師匠である青山裕企氏が撮影した女優も掲載されています。
長年かかりましたが、師匠と同じ媒体に掲載されるというひとつの夢が叶って嬉しかったのはここだけの話。

ぜひ、見比べてみて違いや似ているところ?など楽しんでもらえたらと思います。

それでは、また!

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