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地方創生関連事業における集合的創造性の研究 −アクターネットワークと共話に着目して−


IAMAS(情報科学芸術大学院大学)で2022年4月〜2023年9月まで在学し、メディア表現専攻の修士課程を修了しました。


修士論文を通じ、一つの探究/研究が無事に終了した報告と共に、今後の実践や仕事へと繋げていきたいと考えています。論文の一部である発表スライドを公開することで、多くの方とこれからの関係性・創造性について共話が生まれることを期待しています。感想やご指摘、ご一緒できそうなプロジェクト構想等がありましたらぜひご連絡いただけますと幸いです。


修士論文発表スライド

過去に自身が関わった活動を事例として設定しました。地方創生を入り口としています。
記載の通り6章構成となりました。
地方創生の背景や現状を踏まえた上で、その限界・課題を記載しています。
個人の才能や大企業の事例ではなく、様々な人やモノが混在した地域を想定。
既存の評価方法を先行研究として挙げています。
次に、集合体や場について関連する研究を挙げています。
個人・集団ではなく、今回は集合を捉えることを試みています。
ANT(アクターネットワーク論)を扱った事例論文を特に参照しました。
会話などの相互作用を見る視座として連句・共話を参照。
ANTと連句・共話を視座にしたことで、二つの問いが立ち上がってきました。
過去の事例ですが、データを掘り起こして1~3の分析を行いました。
看護分野における看護記録の手法を参考にしました。
170以上のデータをsowhatしてフェーズに分けました。
創造性が生まれた場面に焦点をあて、会話・アイデアの重なりという相互作用をとらえています。
過去のデータだけでなく、現在のデータとしてインタビューを実施。
今後他の事例でも実践していきたい箇所です。
自身の会社名にもつながってきました。他の事例でも実践していきたい箇所です。

要約(アブストラクト)

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