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創業3年未満のAIベンチャーを何故京セラグループに売却し、そして次にどこへ行くのか(4)(社会実験Exographについて)

ただ生きているだけで
人は価値を生み出せるか?

Exographは、プライバシーと公共の利益の均衡を考える社会実験です。

プロジェクトページ

20XX年
世界の誰もが働かなくてもいい時代では
働いていない人が税金の代わりに納めるものはその人すべてのデータであった。
2019年
私たちはそのデータ運用の先駆けとして
東京都内23区の30歳前後の人々に支給される月々の生活保護費132,930円を提供する代わりに、その私生活データをすべて収集し、その費用を賄うことに挑戦します。

私生活データの収集は、カメラを用いて動画で集めます。
オンラインの行動データもいいでしょう、スマートホーム、IoTデバイス、ウェアラブルのバイタルデータもいいでしょう。
ただし、オフラインの人間の仕草、表情、行動の取得は全くの未開拓領域です。
風呂上がりに何をどのような感じで飲むのか、どのような状況でテレビCMを見てその時のリアクションはどうなのか、いつ布団に潜りその後どれだけスマホをいじって、その結果どのような人生を送るのか。
動画は人物をマスク処理し匿名化したとしても、その行動とリアクションとその結果は、人類が人類を知る上でとても意義のあることだと僕は信じています。
「生き様」のデータは、利己的な遺伝子の実験場である僕らが取れる一番価値のある情報です。


このデータが、果たしてどれだけの経済的な価値があるのかに興味があります。
そしてこれは倫理的な問題もあるため大手企業が手を出しづらい領域であることも承知してます。
だからこそ、ベンチャーとして人柱として自分が取り組む意義を感じています。

この実験はどんな結果に終わっても成功です。
そもそもこの価値観が社会に受け入られるのか、気持ち悪がられて終わるのか、もっといい方法はないのかといった、皆さんの意見を聞きたいです。
皆さんのお知恵をお借りしたいです、批判込みのフィードバックをもらえると大変嬉しいです。

プロジェクトはSHIBUYA QWSの「未知の価値に挑戦するプロジェクト」に採択され、11月から3ヶ月間取り組み、実際にデータを取りつつ、社会学者やメディアアーティスト、一般の方やホームレスの方にヒアリングを行いつつ、企業の方々にデータの活用の仕方やその経済的価値を値付けしてもらいたいと思っています。

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これから泥臭く色んな皆さんにお話を伺いに生きたいと思っています。
ご迷惑をお掛けすることもあるかとは思いますが、これからの未来を考えるプロジェクトに皆さんのご参加・フィードバックを頂けますと幸いです。

今後このプロジェクトの進捗などTwitterの報告していくので、フォロー頂けると幸いです。
(是非色んなご意見頂けますと幸です。)
Twitter: @hiroki_enno

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1991年生まれ/京大工学部卒/ 2016年「人類の感覚器官に自由を取り戻す」株式会社Ristを創業、2018年末に京セラグループに売却、現在は顧問。2019年11月株式会社Plasma創業、代表取締役就任。

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AIベンチャーを京セラに売却した理由と今後
AIベンチャーを京セラに売却した理由と今後
  • 4本

創業3年未満のAIベンチャーを何故京セラグループに売却し、そして次にどこへ行くのか。「ただ生きているだけで人は価値を生み出せるか?」という問いから始めた資本主義の次の形を模索する社会実験を行います。

コメント (1)
非常に面白いし、価値のある社会実験であると思う。
地理的・年齢的に社会実験には応募出来ないが、単なる傍観者以上の関わりを持ちたいと思わせるだけの斬新な「新しい価値の創造」とその「挑戦」の意義があるのは分かる。

ただ、企画書とFAQを読んでもザックリとした印象は拭えないし、漠然と「意味があるハズ」だといった程度にしかExographの意義が汲み取れない。
そこも含めて「社会実験」なのだろうが、少なくとも動画データをどう解析するのか、そこでどういった情報が得られそうなのかぐらいの方法論なりプランの提示がないと、せっかくの企画もザックリ感と漠然とした意義ぐらいしか他人には伝わらないような気がする。

つまり、現状では賛同者は得られにくいし、マネタイズも難しいことが予想されるな。
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