【映画の感想】TENET テネット【ネタバレなし】

先日、映画館で「TENET テネット」を字幕で観てきたので感想を書きます。
ネタバレは出来る限りしないつもりですが、基本的には鑑賞済みの方向けの投稿です。
まだ観たことがない方は、先に観ることをオススメします。
また、僕はライターやブログの経験はなく、Noteも割りと最近始めたので、文章としては拙い部分があると思いますが、お許しください。
映画の感想に入る前に、僕のなんとなくの映画経験値と好きな映画を簡単に書きます。

僕の映画経験値

僕の映画経験値はさほど高くはないです。
一般人の映画好き、ぐらいの感じでしょうか。
20代前半の頃は、舞台役者をしながらほんの少し声優のお仕事をした経験があるので、インプットのために映画を観るということは意識していました。
洋画は吹替も全然観ますが、元の役者さんの演技があってこその吹替だと考えているので、字幕での鑑賞に対しても抵抗はありません。
劇場でも配信でもテレビ放送でもレンタルでも、どれでも積極的に観るようにしていましたが、年に100本観ます!みたいな温度ではなく、観たいものをその時見られる方法で観ていました。
役者を辞めてからは、舞台鑑賞も含めて劇場からは足が遠のいたのですが、それでも観たい映画は出来る限り映画館で、映画館では見逃したけどどうしても観たいものは配信やレンタルで観るようにしています。
ちなみに、クリストファー・ノーラン監督作品は未鑑賞で、今回の「TENET テネット」が初めてです。
クリストファー・ノーラン監督作品を観たことがないなんてそれでもお前役者やってたのか!?というツッコミはなし、ではありません。ごもっともでございます。

次は、じゃあ実際どんな映画を観るの?というお話です。

僕の好きな映画

僕の好きな映画としてまず挙げたいのは、MCUシリーズです。
観たことがないのは「インクレディブルハルク」だけで、他は全部鑑賞済み。
「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の公開に向けて配信で追いかけたので、リアルタイムで劇場で観たのは「インフィニティ・ウォー」以降です。
他に好きな映画は
・トランスフォーマーシリーズ(CGと爆発が爽快!)
・パシフィック・リム(ド迫力の巨大プロレス!)
・トイ・ストーリーシリーズ(おもちゃたちが愛おしすぎる!)
・ミスター・インクレディブルシリーズ(能力バトルってワクワクする!)
とかです。
ちょっと古いのだと、
・ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(ハロウィンタウンに住みたい)
・シザー・ハンズ(子どもの頃に観て泣いた)
・オーロラの彼方へ(子どもの頃に観て泣いた)
とかでしょうか。
映画通、みたいな感じではなく割りと大衆寄りな好みだというのがわかると思います。
とは言え、エンタメ系以外は観ないわけではなく、「バベル」とか「バードマン」とかも記憶に残るいい作品だなと思いました。

そんな趣味趣向の人間が「TENET テネット」を観た感想です。

好きなところ

時間逆行表現が異次元
時間逆行の表現が異次元過ぎて楽しかったです。
逆再生のミュージックビデオとかあるので、映像として完全に真新しいというわけではないですが、それでも、順行している人間と逆行している人間が同時に存在しているシーンは、新鮮な体験でした。
逆再生の存在の得たいの知れない恐怖、みたいなものがおもしろかったです。

ストーリー構造が異次元
中盤以降は、それまでに見ていたシーンが全て伏線だったのだ!という展開で、それらが見事に回収されていく流れが気持ち良かったです。
ストーリーの構造が緻密で、ずっと頭を使いながら観ていました。
異次元の体験でした。

爆発が異次元
とあるシーンでの大破壊と大爆発がどう見てもCGや特撮ではではなく、リアルスケールの大破壊と大爆発だったのでビビりました。
爽快でした。
観賞後にいろいろ調べたら、この作品は出来る限りCGを使わないで製作されたとのことで、そのシーンもCGではなかったようです。
アッパレ!

エリザベス・デビッキの頭身が異次元
エリザベス・デビッキ、美しすぎません!?
身長191cmあるらしいですよ!?
顔ちっちゃすぎません!?
何頭身あるんですか!?
本当に同じ人類なんですかね!?

気になったところ

ドラマが薄い
映像体験としては衝撃的だったのですが、登場人物の掘り下げとか深いテーマとか、そういうのはあんまりなかったと感じました。
最後に大事な告白をするあの人だけは、グッと来ました。

自由意志はないのか
これは言語化するのが非常に難しい、かつ、ネタバレになるので曖昧な書き方になるのですが、先述の通り、順行している間に起きている逆行現象はそれ自体が伏線で、後から回収されます。
順行している時点で逆行した結果に出会います。
と言うことは、全ては決まっているのでしょうか?
自由意志はないのでしょうか?
ラストのあの告白をするあの人は、その後の運命に抗うことは出来ないのでしょうか?
そこはすごく疑問が残りました。

あとがき

以上、気になる部分もありましたし、好みの分かれる作品だなと思いましたが、僕にとっては衝撃の映像体験で、約2時間半があっという間でした。
是非とも映画館で観て欲しい作品です。
そして、他のクリストファー・ノーラン監督作品も観てみたい!と思いました。

最近、家にいる時間が増えてインプットのみだと寂しい気がして、自分用のメモも兼ねてアウトプットのためにNoteでこんな風に投稿を始めました。
まだ記事数は少ないですが、他の記事も読んでいただけると、大変嬉しいです。

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