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スイングスピードを上げるには

遠くに飛ばしたい、バッターなら永遠のテーマじゃないでしょうか。僕自身も野球を始めたきっかけは、プロ野球選手がテレビの向こうで打っているホームランを見て「かっこいい!」と思ったときでした。野球を真剣にプレーしている人は誰もがこのテーマを目標として日々練習していると思います。

実際に僕自身も飛距離や打球の強さを追い求めて練習していました。また、海外に行って余計感じたことですが、強く打てないバッターは上にはいけないことを痛感しました。僕自身が傘下に入ることができなかった最も大きい原因もこの強く打つことだったと分析しています。

そんな大切なことについて、今回は解説していきます。


1 重たいバットと軽いバットを交互に振る

これはよく言われますよね。重たいバットだけだったら体が体感するスピードが下がるため、軽いバットと交互に振ることで、体により速いスピードを体感させることができ、スイングスピードは上がっていきます。

もうすでにたくさんの場所でこの練習方法は紹介されていますが、自分自身の経験も踏まえてこの練習方法は間違いなく速くなります。


しかし注意点があり、スピードだけを追い求めて軽いバットだけで振ってしまうと、逆にその軽さに体が慣れてしまうので、実際のバットの重さをより重く感じてしまいます。そのため必ず、重たいバットと組み合わせて振ってみてください。日頃の練習に、一本のバットだけで振るのではなく、さまざまな重さのバットを振ることでより効果が上がります。


僕がよく使っていたのは、マスコットバットとノックバットです。マスコットバットは、バットリングを通してより重たくして振っていました。その後に試合で使うバットを振り、最後にノックバットでスピードを加速させていく、この練習を繰り返し行なっていました。その結果として実際にスイングスピードも上がり、飛距離も伸びたので是非試してみてください。



2トレーニングで筋肉量を増やす

想像してもらえばわかると思いますが、筋肉の量が多い選手と少ない選手を比較するとどちらの方がバットスイングスピードが速そうですか?これは言うまでもなく筋肉の量が多い選手ですよね。

これは実際にさまざまな実験を通して科学的にも証明されています。そのためトレーニングはスイングスピードを上げていく上で不可欠になります。僕自身もトレーニングを始める前と後では明らかにそのスピードは変わったと思います。

でも具体的にどんなトレーニングをすればスイングスピードが上がるのかわからないというところが一番知りたいところなのかと思いますが、今回はその点についても記載しますね。結論からいうと、大切なのは背筋と臀筋です。

これはあくまでこの部分だけ鍛えればいいという訳ではなく、全体を鍛えながら特に重要になるポイントに絞るとすればという話になります。

僕自身の経験で特に良かったと思った種目は、ヒップスラストとデットリフトです。ヒップスラストは臀筋を鍛えるには特に効果的だということをオーストラリアのトレーナーに教えてもらい、それから実行しましたが、下半身の安定感や反転のスピードなどの強さは出た実感はありました。


デットリフトも扱う重さが上がるにつれて、インパクトの際に背筋を使って押す感覚が出てきました。これはあくまで僕自身の体験ですが、野球の練習と同じくらいトレーニングは大切だと思います。


バットスイングは速ければ速いほど有利です。僕自身もこの力がもっとあれば、もっと上でやれたとおもっていますし、実際にスカウトの方からこういったフィードバックは多数もらいました。


そのため、僕自身の失敗からこのブログを読んでいただいている人たちには同じ失敗をして欲しくないと思い、自身の成功体験やさまざまな人たちから教えていただいたことを今回は解説してきました。ぜひ参考にしてみて、次の練習から試してみてください。

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