装幀の見えかた
(白田捷治『装幀時代』晶文社、1999年)
この本、図書館で借りて面白く読んでたんだけど、装幀じたいは好みじゃないな…と思っていたら、取り寄せていたやつが届いてちょっと驚愕した。届いたのには帯が付いている。
メジロ色のグラデーション、レタリングと表紙の紙の質感がマッチしていて、さらに帯が入るとカバー部分がほぼ正方形の矩形で、タイトルないし著者名をふくんだ形と色グラデーションの傾いた矩形が重なって気持ちいい(さらに図書館のやつは透明のフィルムで装備するから表紙の質感も消えてる)。
帯ありと帯なし(さらには図書館の装備)でこうも印象が変わるのか…。あと、カバー回りって帯なしでも成立するように考えたりするのかな、どうなんだろう。
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