【本を読む人と読まない人の差】

はじめに

こんにちは!菅原大貴です。

先週から、僕の趣味を紹介していますが、先週の記事は見ていただけたでしょうか?「まだ読んでない!」という方は、一度お戻りいただいて先週の記事を読んでから、今週の記事を見ていただけると幸いです。


さて、今週ご紹介する僕の趣味は「読書」です。

読書によって僕の人生は今も変化し続けています。本にはそのくらい大きな影響力があるのです。

まず、僕が本を読むようになったきっかけをお話しします。

僕が本を読むきっかけとなったのは、『メモの魔力』との出会いでした。

僕は、今年の2月に就活に本腰入れて取り組むようになり、就活関連のイベントに手あたり次第参加していました。

そんなある日のイベント終わりに友達と駅まで歩いていると、自己分析をどのようにすればいいのかという話になり、そこで『メモの魔力』の存在を知りました。

早速、近くの書店に立ち寄り『メモの魔力』を購入しました。

読んでみてまず思ったのは、「読みやすい」ということ。活字の本に「読むのに時間がかかる、読み切る前に飽きてしまう」といったマイナスなイメージをもっていた僕は、「この本なら読み切れるかもしれない」と初めて思いました。

結局、約2週間かけて読み切ることができ、初めて本を読み切るという経験をしました。

それからは、面白そうな本を手あたり次第読むようになり、「本を読み切る」という経験をたくさん積みました。

そこでさらに読書への熱を高めたのは、『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』という本との出会いでした。

この本は、本を読むための本で、本を読むことのメリットや、どのように本を選べばいいのかが書かれており、「読書というのはなんて楽しいんだ!もっとみんなに知ってもらいたい!」と思うようになりました。

このようなきっかけで、僕は本を読むようになり、「本を読むことの素晴らしさ」に気づきことができました。


1. 本を読むことのメリット

ここからは、僕が思う本を読むことのメリットを紹介します!


セミナーを家で受けられる

普段、セミナーや講演会というのは、会場まで足を運ぶ労力がかかるものです。予定が合わなかったり、体調がすぐれなかった場合には、いくら聴きたいと思っていたセミナーであっても聴くことはできません。

しかし、本は購入すれば半永久的に手元に置いておくことができ、時間や場所に捉われることなく、好きな時に好きなだけインプットすることができるのです。


第2の人生に触れることができる

本というのは、著者が膨大な時間をかけ書き上げた人生の集大成とも言えます。自分が一生かけてでも体験できないようなことを、本を読むことによって疑似体験できるのです。


悩みが解決する

本はこれまで「誰かの悩みを解決するため」という目的で昔から作られてきました。自分の悩みは、他の誰かの悩みでもあります。悩みの数だけ本は作られてきたので、今の自分の悩みを解決するための本というのは必ずあるのです。


同じ本を読んだ人同士での話の盛り上がり具合が異常

始めて会った人と仲良くなるためには、なにか共通点を見つけると一気に距離が縮まります。仲が深まる共通点ランキングでは、「共通の友達がいる」には負けてしまうと思いますが、「同じ本を読んだことがある」が、2位にランクインすると思います。

特に、自分しか知らないようなマイナーな本をその人が読んでいた時はもう感動ものです。


集中力のトレーニングになる

今の時代、スマホ1つで十分な情報を得られるようになりましたが、紙の本には紙の本の良さがあります。それは、何かひとつのことに向き合う力が付くということです。

スマホでは、アプリの通知が次々と表示され、あちこちに目移りしてしまい、ひとつのことに集中するということはできません。その点紙の本は最大の敵「スマホ」を完全にシャットアウトでき、ひとつのことに向き合う環境が整います。


睡眠不足の解消

現在、寝る前にYoutubeを1時間以上見ている人はどのくらいいるでしょうか?僕と同世代の人のほとんどが当てはまるのではないでしょうか?

僕も以前、寝る前にYoutubeを1時間以上は見ていました。その結果、寝られなくなりまたスマホをいじっての繰り返し。朝の目覚めは最悪でした。

ですが、寝る前の自由に使える1時間があるのなら、Youtubeを見るより読書した方が睡眠の質が上がるのではないかと考え、その1時間で本を読むことにしました。すると、寝付きもよくなり、朝の目覚めも最高になりました。

Youtubeを見ること自体はいいと思うのですが、寝る前に見ることはやめてみませんか?


2. 読書好きになるためには

では、どうすれば本を読むことにハマることができるのでしょうか?これから説明します。

読書好きになるにはズバリ!「運命の本」に出会うことです。

運命の本って何?と思われたかもしれませんが、ここでいう運命の本とは、その時の悩みを解決してくれた本です。

先ほどもご説明しましたが、本には課題を解決してくれる力があります。ですが、同じ本を読んでも、感じ方はタイミング次第で変わってきてしまいます

例えば、就活を始めたばかりのタイミングで、社会人1年目の教科書を読んでも、現実味がなく、あまり響かないといった具合です。

その時の置かれている立場や今の課題に関連する本と出会い、本を読むことで悩みが解決したという経験を一度でもしたら、読書にハマること間違いありません。

そして、運命の本はこれから先もずっと「あなたを救う教科書」として活躍してくれることでしょう。


3. 本の選び方

とは言っても、本なんてたくさんありすぎてどんな本を買えばいいかわからない、といった悩みが出てくると思います。

それは簡単です。本は、帯に書かれている言葉にピンときたかどうかで選べばいいのです。

なぜなら、帯に書かれている言葉を超える言葉はその本には載っていないからです。逆に言うと、その本の中から、厳選した言葉を帯に書いているのです。

ですから、帯を見れば本の大まかな内容はわかります。

ですが、そんな簡単に決められないという人もいると思います。そんな人は、まえがきを読んでみて決めてもいいと思います。

裏技ですが、適当に本の真ん中を開き5ページくらい読んでみて、内容が理解できるかどうかで決めるという方法もあります。著者は、本を手に取ってもらえるよう、初めと終わりはしっかりと熱を込めて書きますが、真ん中付近は油断しがちです。本当に読むに値した本なのかを見極める最終手段としてこの方法を使ってみるのもいいと思います。

ここまで、説明してもなお「でも本って高いよね」という人がいます。結論から言います。本は安いです。

なぜなら、本は著者の人生そのものだからです。他人の人生を1500円で買っているようなものなのです。それって安いもんじゃないですか?

それと、本は原価で買うことをおすすめします。なぜなら、人はモノを原価で買うことによって、もとを取ろうとする気持ちがはたらくからです。原価で買った本なら、本の中から何かひとつでも盗もうと必死になって本を読むはずです。

本は借りるのではなく買って読みましょう。


4. メモと読書の相性の良さ

ここからは、僕が実際にどのようにして本を読んでいるかを紹介します!

結論から言うと、スマホでメモを取りながら本を読んでいます

ここで重要なのは、「スマホ」でメモを取るということです。皆さん、スマホはいつどんな時でも肌身離さず携帯していますよね?

そこが、スマホのいいところです。このことによって、気軽にメモを取ることができ、メモを習慣づけることができます。

ですが、スマホにメモを取るだけで終わってしまってはいけません。ここから第2段階。スマホにとったメモをメモ帳に書き写し、そこから抽象化、転用を行うのです。(抽象化、転用の仕方は『メモの魔力』参照)

あくまで、スマホでのメモはメモを習慣化させる1種のツールにすぎないということを頭に入れておいてください。

僕自身、本から言葉を拾い集め、自分の中に貯めていくという作業がとても需要なのだと実感しています。

どのような箇所をメモしているかと言うと、「自分の琴線に触れた言葉」です。自分の琴線に触れた言葉は、強い印象を与えてくれるのでその前後の内容もその言葉を見ただけで思い出すことができます。

このようにして、本を読んだままにしておかないということが重要です。本から何かを学び、実生活に活かしていかなければ本を読む意味はありません

是非一度、メモを活用して本を読んでみてはいかがでしょうか?


おわりに

僕は今まで本を読むことが苦手だと思い込み、無意識にずっと避けてきました。ですが、何かをやり切った後の達成感や、何かを集めるということについては、異常なまでのこだわりがありました。

このこだわりが、読書と化学反応を起こし僕は読書が大好きになりました。

当然ながら、初めから読書が好きと言う人はいません。なので、読書することの理由を何かひとつ見つければそれがきっかけとなり、本を読む意味となると思います。

読書は、一度ハマってしまえばやめられなくなる、奥の深い世界だと思います。どうしたらもっと効率よく本を読めるか、一日のどのタイミングで本を読むと一番頭に入りやすいのか、音楽はどのようなジャンルを聞きながら本を読むと記憶に残りやすいか、今読むべき本は何なのかなど試行錯誤しながら本を読んでいると楽しくなってきます。

現に僕は、友達からあらすじを聞かされて読みたくなった『流星の絆』という小説から入り、『メモの魔力』との出会いで自己啓発本にハマり、今は来年の準備として営業本を読んでいます。

今置かれている立場や時期によって様々なジャンルの本を読み、実践することで成長を実感することができています

皆さんも、このような「読書」の世界にハマってみませんか?


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