日本人の言語表現
日本語は難しい。けれど美しい。
ドイツのルフトハンザ航空に勤めていた知り合いのドイツ人女性が日本語の言葉について、
日本人はすぐに、イエス、イエスといいます。ノーのときでもイエスですからゴタゴタが起こります。ですから、いまのことは本当にイエスですかと、聞き返す癖がつきました。
にっこり笑って答えていたことがある。
口では違うことをいい、心で知らせるという、日本人特有の習慣が先方に理解されないで、「すみません」の辞句一つでひどい目にあうこともある。
情報が氾濫する昨今、日本的な表現というのが見直されつつあるように思える。
言葉に対し、隠された価値や表現を見出したいということではないか?
若者がSNSで隠された表現を共有し、日本語のすばらしさに気が付く。
それは国民を巻き込んだ改元騒動で証明済みだ。
日本語は資本主義には向いていないかもしれないけども、クールでアートな表現言語だと思う。
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