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ラフェスポへの想い

こんばんは、株式会社廣起の代表取締役の廣木雄一郎です。

弊社は、人財事業、洋菓子店経営、コワーキングスペース事業などいくつかの事業展開をする中で、スポーツイベント事業にも注力しております。

今日は、皆さんによくご質問いただく、「なぜスポーツイベント事業をしているのですか?」という想いについて、noteでお伝えしようと思います。一言で説明すると、「スポーツが大好きだから」で終わってしまうのですが、なぜそこまで好きなのか、深堀りして話します。

◆幼少期

そもそも幼い頃の私は、とてもインドアで、スポーツとはかけ離れた生活をしていたなと振り返ります。絵を描くこと、ミニ四駆をつくること、カブトムシを育てること、ときにシルベニアファミリーを納得いくまで綺麗に並べることなどが大好きな幼少期でした。つまり、どちらかというと、今風に言えばオタク気質でした。

そんな幼少期から転機が訪れたのが、小学校2年生のときです。両親に連れられて、地域のサッカークラブに体験に行くと、いつのまにかサッカークラブに入部することになっていました。幼少期から、人見知りでビビりで、NOと言えない性格の私は、言われるがままにサッカークラブに入って、毎週末に車で練習場に連れられて、サッカーをし始めたのです。当時の記憶では、別にサッカーが嫌いなわけでもなく好きなわけでもなく、入部もしてしまったし、友達と弟もいるから行っているくらいの感覚でした。

◆転校

小学生2年生から1年ほど千葉県でサッカーを続けているうちに、父の転勤で東京の練馬に引っ越ししなければならなくなり、団地に住んでいた友達やせっかく小学校で仲良くなり始めた友達たちと「さようなら」となり、寂しい気持ちを味わったのを覚えています。

小学校3年生の4月から東京に転校することになり、全く新しい環境に馴染めるか、不安な気持ちもありながら、初めて登校した日に、同じような転校生が数名いることがわかり安心しました。同じ転校生の中でも、同じマンションにたまたま住んでいた白井くんとは特に仲良くなり、毎日一緒に学校に通うようになりました。

そんな中で、またもや両親から「隣の小学校にサッカークラブがあるから体験に行ってみたら?」との提案を受け、相変わらずNOと言えない私は、体験に行くと「入りなよ」と誘われ、あっという間にサッカークラブに入部することになりました。「FCドラゴン」というブルーのユニフォームのチームでした。


◆人生を変える出来事


隣の小学校のサッカークラブということもあり、自分の通う学校以外の友達も増え、楽しい日々を過ごしていたのですが、とある日、一番の仲良しの白井くんが自分たちの通う小学校で練習をしていた「光が丘四小カナリーズ」というチームに入ると聞き、白井くんと同じチームに行きたいと移籍を両親に希望しました。FCドラゴンの皆を少し裏切ったような気持ちになりながら、小学校4年生から光が丘四小カナリーズでサッカーをすることになりますが、ここで私の人生を大きく変える出来事が起きました。

移籍後、初めての小学校4年生の練馬区大会が始まり、予選から僕のチームは勝ち上がり、100チーム近くが出場する大会で決勝まで進むことになります。

この試合の日のことは、34歳になった今も忘れません。太陽の日差しの強さ、グランドに舞う砂埃、決勝戦前に会場に流れる独特の空気感、試合が始まり必死にボールを追いかける仲間の表情。そして、緊張と興奮とワクワクする感情が入り混じりながら、試合が進み、0−0で迎えた後半終了間際に、味方のパスでボールが相手ディフェンスラインの裏に転がり、キーパーと1対1になった私は、無心でボールを蹴るとゴールにボールが吸い込まれていきました。

一瞬、世界が止まったのかように感じるくらい、スローモーションでそのときの映像を思い出せます。シュートを打ったあとキーパーとぶつかり、地面に転がりましたがボールがゴールに入るのを転がりながら確認するとこれまで感じたことのない感情を体験しました。すぐに立ち上がって後ろを振り返ると、10人のチームメイトがいて「この仲間が必死に繋いでくれたボールが入ったんだ」と思っているうちに、どんどんチームメイトが笑顔で駆け寄ってきて、抱き合い、叫び、何故か涙を流しました。

今思えば、まだ試合は終わっていないのに泣くなんてありえないですが、おそらく生まれてから約10年の人生の中で、味わったことのないくらいの衝撃と感動と心が震える瞬間に出会ってしまって、涙が流れたのかなと思います。

チームメイトと抱き合いながら、ベンチと観客席に向かって拳を上げると、そこにいた両親や監督やコーチやベンチのチームメイトも大歓びで、みんな自分と同じ気持ちで喜んでいるように、いやそれ以上に興奮し感動くれているようにも見えました。

「サッカーって、こんなに素晴らしい瞬間を味わえるんだ。」
「自分は、こんな素晴らしい瞬間を味わえてとても幸せだ。」
「こんな素晴らしい歓喜の瞬間をもっと仲間と味わいたい。」

それが、私がサッカーに夢中になった理由です。私の人生を創ったルーツになっているんじゃないかって言ってもいいくらい衝撃的な体験だったのです。

決勝後の表彰式

そして、大学を卒業して、社会人になり独立する中で、そんな体験をもう一度、たくさんの仲間と共有したい。いや、もう一度でなく、人生で二度はない、唯一無二の瞬間をもっとみんなと一緒に何度も味わいたい。

◆ラフェスポへの想い

その一心で「ラフェスポ」というスポーツフェスが生まれました。

私は、これからの人生の中でこんなことを求めています。

私は、非日常的で、刺激的で、熱狂し、夢中になれる機会を強く求めていますし、みんなとともにスポーツという共通の体験を通じて、その時にしか絶対に味わえない感情や感動を味わいたい、その感情にどっぷり浸りたいって思いますし、長いようで短い人生で、偶然にも出逢う人たちとの奇跡の瞬間を大切にしたいとも思います。そんなことばかりを想って、そんなことを少しでもカタチにしたいって毎日想っています。

だから、そんな想いに共感してくださる仲間がどんどん増えたら、心から嬉しいですし、ひとりじゃなくて、出逢ったみんなと共にそんな瞬間を創り続けたいのです。

今回は、「47都道府県好きな場所から参加できるオンライン青空ウォーキング(2023年5月1日〜10日開催)」、そして、「スポーツとエンターテイメントが一体化した総合スポーツフェス(2023年5月14日大阪茨木開催)」にすべての想いを込めました。なので、ラフェスポと廣木雄一郎は、イコールなんじゃないかと思います。

そんな廣木の想いとスタッフや応援してくださる仲間の想いが詰まりまくった、ラフェスポの仲間になって、是非、「人生で二度はない、唯一無二の瞬間」を一緒に創りませんか?


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ラフェスポ
公式HP:https://www.lafespo-official.com

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