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コロナなんて風邪だろ?と舐め腐ってた俺が地獄を見た話

こんにちは。ヒロと申します。

2024年2月16日に、はじめて陽性反応がでました。
トラウマになるくらいキツイのですが、人間は忘れてしまう生き物。
「消されるな、この想い。 忘れるな、我が痛み」
ってことで今後の自分や、今まさに自宅療養中の人のお役になればと、少し長めにダラダラ〜っと
体験談兼、備忘録を書いてみます。
初noteなので稚拙な文書御容赦を。


☆コロナになるまえ

ワクチン接種は2回。
コロナになったのは今回がはじめてで、
身内や友人はだいたい感染済。
「俺だけはかからないんだ。」「みんな気にしすぎだ。」「仮になっても熱が出て、飯食って寝てりゃよくなるだろ?」
といった根拠のない自信だけがありました。
社会人になって早10余年、休むような風邪もほとんどひかずに過ごせてましたので。
まあ普通に感染したし、
銀河ギリギリブッチギリで一番キツかったです。
本当調子こいてすみませんでした。

☆コロナになってからの症状

・0日目(発覚当日)
前日夜から熱や倦怠感あり。38度くらい。
翌朝起きても回復せず。前日飲み会だったので、「昨日飲みすぎちゃったかな~もう若くないし無理せんどかなな~反省反省」くらいにしか思わず、普通に出勤。
ところが午後になりあきらかに調子がおかしい。
測ってないけど頭が熱い。視界がぼやける。
16時くらいにさすがにヤバイと思い帰宅。
幸い近くの発熱外来がすぐに抗原検査をしてくれて結果もすぐに出ました。。。

お・・・終わった・・・・・

初コロナ。とうとう来てしまったかと。すぐさま職場に連絡。週末だったので翌週まで出社禁止。そもそも自宅療養だけども・・・
会社の先輩の結婚式が日曜だったので、本当に申し訳なかったです。
とはいえ飯食って寝てりゃなんとかなるっしょ!みんな2、3日で復帰してたっぽいし!と思って、悪寒はあったものの弁当食ってスヤァ。
幸せなデブだよ。地獄の始まりともしらずに…

・1日目(最初からクライマックス)
熱は37〜39度をいったりきたり。
正直、熱はどうでも良くて、とにかく
喉が痛い!!!!!!!!!
前日夜にウーバーで配達してもらっていたおかゆを痛みを我慢しながらなんとか食べられたけど、直後にすぐ喉が悪化。つばを飲むのも覚悟がいるくらい激痛が走るようになる。後にも先にもこの喉痛が今回の症状の中でいちばん辛かった。水を飲むのも痛いので薬も飲みづらく、食事はもってのほか。まさか栄養補給を妨害されるとは思わなかった。のど飴も試したけど、唾液がでるため結局めちゃくちゃ痛い。
Xで調べると同じような喉痛の民がいて、そんな方々がオススメしていたのが、《クーリッシュ》
すぐさま配達してもらい食べる。ノーダメというわけではなかったが、かなりスルスルといけた。美味いしカロリーも取れる。あとバニラの甘さが疲弊した精神を癒してくれた。感謝しかない。
ロキソニンを飲み、なんとか床に就く。

・2日目(終わらない苦痛に絶望、衰弱)
相変わらず喉がバチクソに痛い。薬を飲まなきゃなので激痛に泣きながらおかゆを食べる。
ハーゲンダッツも食べようとしたけど喉が痛すぎて無理だった。熱は幾分か落ち着いたけど、代わりに咳が出始める。この咳と喉痛はシナジーしていて、
1.むせ返るような咳が出る
2.喉が傷つく(激痛)
3.喉や気管に細菌が侵入して痰になる
4.喉痛くて痰切りできない(カーッみたいなやつ)
5.痰が体内に入り、吐き出そうとむせ返る
(1.にもどる)
といった具合だ。
迷宮兄弟も真っ青な連携コンボが成立している。
半ば諦めの境地で、横になって動画を見てただただ気を紛らわすしかなかった。
夜になると気道が狭くなり余計にコンボが起きる。なるべく口呼吸したくないので、せめてもの抵抗で鼻うがいをして鼻の呼吸経路を確保した。
まともに寝れなかった。
この頃からこの病の原産地(名前は自粛)への恨みに似た感情が産まれてきた。今なら閻魔あいに渡された藁人形の糸を躊躇なく引ける。(誰に?)

・3日目(咳が悪化、 一周回って虚無感)
昨日より咳がさらに酷くなる。とにかく痰が出まくる。急にむせかえるのがしんどすぎた。朝は激痛でなにも食べられず、病院で貰ったロキソニンもなくなったので、近くの薬局に買いにいく。
(ロキソニンは第一種なので薬剤師必須。uber宅配できない。)いろんな薬、漢方、のど飴試したけど、結局ロキソニンに勝るものなし。
昼〜夕方になるとだいぶ喉の具合がよくなり、まだ声が出せるようにはなっていないものの、ポカリを飲めるくらいには回復。夜また悪化することは予想できていたので、まだマシなうちにがっつり栄養チャージしたい!と2日ぶりに固形物を食べる。
《夕飯》
・納豆おにぎり ・しゃけおにぎり
・にゅうめんミニサイズ ・シュークリーム

いきなり食い過ぎか?と思ったけど我慢できなかった。他愛のない普段なら雑〜に食べてるコンビニ飯だけど、涙が出そうなほど美味かった。体が、細胞が喜んでいるのを感じた。固形物を食べれることってこんなに幸せなんだなと思った。
夜にさしかかり、また喉が痛くなってきたのでロキソニンを飲んで就寝。繰り返しになるが声は出ず。アリエルの気分だ。不安すぎる。
もう月曜で、会社の仕事もたまりはじめていた。社畜なので明日にはリモートワークしたいなと考えていた。

・4日目(小康状態…?)
病院でもらった紙には、4〜5日目くらいにはほとんど症状はなくなると書いていた。午前中はやはり乾燥からか喉の痛みはあるものの、少なくとも激痛ではなくなっていた。昼には痛みも引き、リモートワークも少しできた。コンビニで「袋いりますか?」に「お願いします。」とちゃんと返せた(カッスカスだけど)。嬉しかった。昨日まで声出ないからクソ態度悪い客みたいになってたのよね。。(某薬局ポイントカードにdポイントにレジ袋も聞いてくるからクソ長いんよ。)病院でもらった治療薬もこの日フィニッシュ。

・5日目(自宅療養期間 最終日)
朝起きる。喉の激痛なし。 
なんとかなったと思うことにする。朝の喉痛や咳は後遺症なのか若干残っているものの、さほど苦にはならないので徐々に回復していきたい。
それにしても、体力、気力、お金もたくさん使ってしまった。周りにコロナ自宅療養でも保険が降りた人居たのを思い出した。保険会社に確認したら、自宅療養は最近は対象外とのこと。ガックシ…

☆結論構築〜これがあって助かったもの

・ロキソニン
命の恩人その①。いわずとしれた解熱鎮痛薬。
熱はもちろんのこと、喉の痛みに明確に刺さったのはコレだけだった。飲まないと寝れなかった。。
もし病院で諸々処方してもらうときには、その時点では喉が痛くなくてもほぼ必ず痛くなるので、
痛いって言って貰っといた方が吉(あくまで個人の責任でお願いします。)
近くに薬局がない人は療養前に24錠入の大容量タイプを買っておくといいです。

・氷枕  
首の炎症を鎮めるには冷却シートごときでは話にならず。超冷却を首に施すことで凍結麻痺させ炎症の痛みをムリヤリ抑えてました。
できれば2つ用意して1個使ってるうちにもう1個を冷やすことで永久凍土マカハドマに突入可能。

・のどぬ〜るぬれマスク
長時間喉を潤してくれます。ハーブ系がおすすめ。
アロマサウナの後の外気浴してる気分になる。 
特に加湿器持ってない人は買ったほうがいいです。

・鼻うがい
めちゃくちゃスッキリします。ビビるくらい鼻水が滴り落ちてくる。鼻詰まりを併発すると口呼吸となり必然、喉への負担も増えます。つまり、、、

・クーリッシュ(バニラ)
Twitterで得た知見。命の恩人その②。
喉が本当にヤバイ時でもクーリッシュなら食べられた。栄養源+油分と冷却性能も兼ね揃えたコロナ界の《ブルードラゴン》(パッケージ青いし)。寝たまま食えるのも最高。

・Ubereats
一人暮らしなので、簡単な薬や飲み物を置き配してくれるウーバーはめちゃくちゃ助かった。
高いけど。。

・X(旧twitter)や YouTube
療養中は横になり、ひたすらネットでコロナ体験談や対策を調べまくってました。症状は個人差があるものの、他の人の工夫や心境をリアルタイムで見れて知識も得られ、「ひとりじゃなく」なるのでオススメ。

・忍者戦隊カクレンジャー
気を紛らわす動画として最適。友人からの勧め。
世代なんです。本編が約19分しかないのでサクサク見れます。
ちょうど30周年を迎えました!おめでとう!!

以上です。長文乱文失礼しました。

まだ声がカスカスで後遺症っぽいかんじもあるけど、少しずつ動けるようになってきました。
これを読んでいる方が少しでもコロナの苦痛から気を紛らわすことかできたなら幸いです。

無理せず御自愛くださいませ。では


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