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映画:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOL.3

2023年5月3日公開、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOL.3を観る。原題は「Gurdians of the Galaxy Vol.3」。今回で初めて邦題だとザが入っていないことを知る。

現在3回、それぞれIMAX(字幕)、4DX(吹替)、ドルビーアトモス(マラソン上映・字幕)で鑑賞。

内容をざっくりと語ってしまうと、ガーディアンズのメンバーであるロケットが2にて怒りをかってしまったソヴリン人のアダムによる強襲により致命傷を追ってしまい、その傷を治すための「パスキー」を探しにいくというお話。

冒頭は今までのダンスな感じとは違い、レディオヘッドのcreepでしっとりと心がボロボロになったスターロードをかかえるところから始まる。

監督か誰かの話で、この一つ前のホリデースペシャルの制作が救いだったと言っていただけなかなか重たい雰囲気のスタートである。そして先ほども書いた通り、ハートのcrazy on youのBGMと共にアダムの強襲、次々と倒されていくガーディアンズ(ネビュラがアイアンマンを意識したアドオンパーツをつけているのが最高にカッコいい)。

瀕死状態になってしまったロケットのために、いつものヘルメットも持たずそのまま目的地に出発する。ここで流れるレインボーのSince you been gone、そして楽しそうにしているベビーロケットとその友達たち。その姿を見ているだけでなんかもう情緒がぶっ壊れますね。

そこからオルゴスコープへの侵入、脱出までの笑いあり、ドキドキあり、かっこよさありと、本当にガーディアンズの面白さが詰まっていた。

そして目的地は変わり、カウンターアースへ。

とあまり内容をここで書いてばかりでもしょうがないので、ストーリーはここまでにして。

初見、見終わったあと、どんな感情を持ってこのストーリーを飲み込めばいいのかわからなくなるほど情緒が死んでいました。アホみたいに泣いたし、ここ最近のほかのマーベル映画よりも笑ったし、しっかり感動もした。
しかも泣くと言っても、ただ辛くて泣いたのと、悲しくて泣いたのと、安堵の意味で泣いたのもあって、もはや何がなにやらわからない状態であった。

回を重ねても泣かないようになるどころか辛すぎて結局また泣いてしまうのは歳のせい?
個人的に一番しんどいのが、術後のベビーロケットが震えに震えていて、心配するライラに「痛いよぉ」っていうところ。思い出しただけでも辛くて涙腺にくる。今もちょっとやばいです。

なによりも今回のヴィランが本当に悪いクソ野郎なので、映画館ながら一緒にぶん殴りたい気分であった(その分、チュク・イウジの演技が素晴らしかったのもある)。結構ここまで胸糞なヴィランはブラックウィドウぶりくらいではないかなと。

あとはガン監督の音楽のセンスもとても良いんですよね。このシーンのために作られたと錯覚しかねないほどシーンにぴったりとあった選曲。そして鑑賞後にその曲を聴くと思い出す映画のシーンの数々。映像と音楽を繋ぎ合わせるのがこんなに上手い監督は早々いないのでは、と思ってしまいます。

そしてなによりも今作はジェームズ・ガン監督が携わる最後のガーディアンズ。クリス・プラット自身もインタビューで答えてたとおり、改めてスターロードを演じるには多くの条件がある。ガンが描いていたスターロードから外れるようなものはやるつもりはないという。ファンからしてもそう思えるほど、三部作+αは本当に完成されていて、これ以上足すことは蛇足になり得る可能性が高いとも思ってしまう。
でもきっとそこはケヴィン・ファイギがうまくやってくれるはず!信じてます!

今作については、少なくともあと一回は映画館に観にいく予定です。特典第三弾もあるしね。

フェーズ4以降、スパイダーマンのサプライズ演出、それに続くドクター・ストレンジのマルチバースの世界もありましたが、今回のガーディアンズはマルチバースサーガから離れていながらもかなり面白かったです。

フェーズ5、アントマンから始まり今回のガーディアンズ、とてもいいスタートを切っていると思っているので、次のマーベルズも期待して良いと考えてます!!

その前にドラマのシークレットインベーションですね!

まだまだMCUは終わりません。

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