写真と俳句 その四十三
2023.10.18 (水)
秋らしい日々となりました。季節の変わり目ですので、みなさま、ご自愛ください。
さて、世界をみると、気が塞ぐことが増えました。人間は、私も含めて、愚かですね。そうならないよう努めていきたいものです。
みなさまと同様、私も、平和に明るく、
そして、できれば、精一杯の日々を過ごしていきたいと思います。
拾ひ来し 樫の実一つ 本の上 青峰
蜘 何と 音をなにと鳴 秋の風 桃青
くもなんと ねをなにとなく あきのかぜ 松尾芭蕉
延宝八年 (1680年 芭蕉36歳位)
以下のサイト、「虫」の項、三行目
https://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/bunko18/bunko18_00092/bunko18_00092_p0012.jpg
俳諧向之岡. 中 / 不卜 [編] haikai mukōnōka
岡村 不卜, 1632-1691 okamura, fuboku
[中村俊定(写)], [書写年不明] nakamurashunjō(sha)
中村俊定文庫石田元季蔵,延宝8年刊の写本一部朱書和装
早稲田大学図書館
古典籍総合データベース
蜘蛛は鳴くのか
蜘蛛は鳴くのでしょうか。蜘蛛も音は出すようです。
以下のサイトから、ご覧ください。こちらは、「ハエトリグモ」。
枕草子 虫は
芭蕉の句に戻りますが、こちらは『枕草子』の「虫は」から詠んだ句とされています。
*
*
*
虫の音に 灯り消すなむ あし止むる 広在
*
*
*
#ドングリの木 #マテバシイ #馬手葉椎
#嶋田青峰 #青峰
#ススキ #芒 #薄 #尾花
#イタドリ #虎杖
#桃青 #芭蕉
#クモは鳴くか
#枕草子 #清少納言 #寛永年間
#国立国会図書館デジタルコレクション
#虫
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?