プライドが高いほど問題を大きくする

こんにちは。
ヒロです。
東京でラッパーとして活動しています。
いつもこの挨拶なのですが、ラッパーとしての活動が更新していなかったので、今日は始めに宣伝します。

Hiroh IDA - Happy Load? (prod. KUSS)
撮影&編集 - Yuya Ishii
4月公開予定です。
少しずつ、MVの予告をしていこうと思うので、
是非Instagramもチェックしてもらえると嬉しいです。

今日お話するのは、プライドの高さって本当に邪魔だなと。プライドが高い人の話を聞けなかったり、問題解決においてプライドが邪魔をして、結果解決が遅れたりする。時には、いらないプライドを捨てて、さっと行動することが非常に大事。そんなことを学んだ、昨日の出来事の噺です。

昨日、親戚複数で東京板橋から千葉の津田沼までジンギスカンを食べに行きました。親戚の一人が昔その周辺に住んでいて、お店の人と仲が良いためだったそうです。

お店はとてもきれいで、木目調の店内に、天井が高く、カウンターとテーブル席があり、お酒を飲みに来る常連もいるようなお店でした。ジンギスカンは美味しくて、物心ついて食べたのは初めてですが、オーストラリアで食べていたラム肉のイメージがあったので、臭みが強いと思っていましたが、全く臭みがなくて柔らかくて美味しい料理でした。

お店はとても素晴らしかったのですが、実はお店に車を停めるタイミングでハプニングが起きていました。

お店の目の前に小さい駐車スペースみたいなものがあって、親戚の運転手がそこに停めようとしたところ、そこが交差点の目の前で複数のおじさんやおじいちゃん達が溜まっていて、駐車に気づかずにいました。タイミング良く青になってその方々は渡ったのですが、今度反対方面から渡って来た人がタイミング悪く、バックしてる車の後ろを通ろうとしたようです。

そのおじいちゃんは酔っ払っていて、恐らく車のバックにも気付かず、仮に気付いていたとしても歩行者優先だろくらいの気持ちで無理に通ろうとしたのでしょう。そうすると車を軽く叩いて、轢かれるところだったと怒っていらしたのです。バックしてる最中に言われたもので危険だったので、僕が外に出て、
「車このままだと危ないので、一旦止めさせて下さい。」と言って、止めました。

車が止まってからも運転席に向かって、ずっと怒っているおじいちゃん。運転席には母の姉である叔母が乗っていました。ちなみにそれ以外の親戚も全員女性でその子供である従兄弟と祖母でした。うちはみんな若いので、叔母や祖母と言っても若い方なのですが。

そして、車を出た全員は颯爽とすみませんーくらいで店に入ろうとすると、
「轢かれるところだったんだぞ。ちゃんと謝れ。」
とブチギレのおじいちゃん。それを無視して、店に入る親戚。埒が明かないので僕がおじいちゃんと話をすることに。店に入ってこられるのも困るし、警察を呼ばれても面倒なので収集をつけることにしました。

話を聞いてると、轢かれそうになったのに謝りもせずに店に入ったのが許せない。私は日本大学で先生をやっている、相手が大学生なら尚更しっかり言わねばならん。という感じでした。そのおじいちゃんは叔母を大学生だと思っていたそうです。確かに40代中盤でギャルのような見た目をしてるので、酔っていて暗い場所にいたおじいちゃんにはそう見えたのかもしれません。

とりあえずこういう時は謝ってもしょうがないので、話を聞いてあげます。あくまで私はあなたの側ですよ。何をすれば良いですか?くらいのスタンスです。謝ってもヒートアップするだけなので。

どうしてももっかい謝って欲しいとおっしゃるので、叔母を店の中に呼びに行きました。そうすると今度は逆ギレの祖母、いや謝ったし。そもそも轢いてないんだから。と開き直り。

僕からすると確かに轢いてないので、細かいことはどうでもいいんですが、早く収拾をつけたいから早く謝ってくれと。結果叔母が平謝りして、その後おじいちゃんの話を再度聞いて、おじいちゃんは帰られました。

そして、店に戻ると親戚も店の人も大丈夫だったかと。まあまあと言っていたら、親戚全員がほっとけばいいのよ。と開き直り。
「店の中入ってこられたら困るでしょ。」
と言うと、
「そしたら警察呼べば良い。」全員板橋のヤンキー育ちで話が通じません。笑
どう考えたって警察呼ばれる方がめんどくさいし、店の人も困る。

ちょっとムッとしましたが、
「クレーム対応相変わらず上手いわ。」と冗談を言ったら、
祖母が
「良い経験ね。」
他叔母と親戚一人が
「私達も仕事でクレーム対応してますけど。」と威張って来て、
いや出来てねえじゃなえかと。笑
誰のお陰で警察呼ばずに短時間で話がついたんだと思いました。

ただ、ここで1番ムカついたのは、ここまで話には出さなかったんですが、おじいちゃんと話してる横で椅子に座ってアイコスを吸いながら電話してるオヤジで。全く関係ないのに
「呼んでくりゃ良いじゃん?」と口を挟んできました。最初はおじいちゃんの知り合いかと思ったのですが、全くの他人だったそうです。店の椅子に座っていたので、お客さんだと思ってたら、勝手に座っていただけでした。そのオヤジには本当にむかついて、関係なければ、責任も取らないのに間に入ってくる人間は本当に腹立つんですよね。笑

過去にそんなようなことで地元の仲間にブチギレたことがあります。笑

まとめると、本当にプライドというのは邪魔でほとんどが問題を大きくします。スポーツ選手などはプライドを持って、相手と戦うことで自分を奮い立たせると思いますが、それはあくまでメンタルの話で、スポーツ選手も基本は学ぶ謙虚な姿勢があるからこそ、上達するはずです。まあプライベートは別かもしれませんが。でも一流にはほとんど無駄なプライドがないですよね。

経営者の方でも稼いでいたり、事業規模が大きい方ほど謙虚で腰が低く、申し訳なくなるくらいです。それは多分、元々の性格の良さもありますが、プライドを捨てて下に出た方が得だということを知ってるからだと思います。器が大きいんですね。

僕は普段一切怒りませんし、イライラも見せません。元カノと付き合ってる時は、甘えてイライラしていましたが、今はそれも学んで、より心が落ち着いています。そもそも僕にはそんな下らないプライドがありません。

結果ここでわかったのは僕が1番大人だったということです。酔っ払って世直ししたくなっちゃったおじいちゃんでも、酔っぱらいを無視しようとした親戚でもなく、何としても短時間で収拾をつけるために双方に折り合いをつけた僕が1番大人でした。

僕も一流になれそうです。笑
これからも頑張ります。
応援お願いします。


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