その１７「ただのグルメ番組じゃない。奇跡を味わうグルメ番組」の企画書

【はじめにひとこと】

美味しい料理と出会ったとき、いつも思う。

ガーナのカカオ畑で働く若者。
ハンガリーのハチミツ農園のお母さん。
セーヌ湾で舌平目を獲る漁師さん。
ヒマラヤの岩塩売りのお婆ちゃん。
イベリア半島の豚飼いのお爺さん。

全ての食材の裏には、人がいる。

しかし彼らは自分たちが送り出した食材が世界の片隅の、東京の片隅の、レストランの片隅の、このお皿の上で、一つに融合している姿を知らないー。

もし、彼らを一同に招待して、その一皿を味わって貰ったら…
一体どんな表情を見せてくれるだろうか？

それぞれの土地で生きる、会うはずもなかった人々。彼らがいなければ、その料理は存在しなかった。その出会いは皿の上に描かれた「奇跡」だと思う。

〜って、飛行機の機内誌か！

それはさておき、心まで満腹にしてくれるグルメ企画をどうぞ。

グルメかどうかは別にして、自分、意外と美味いモノが好き。（この前も行ったお店が二日連続でジモンさんとかぶってたなぁ…笑）