「悪魔の計算機」の企画書

家に閉じこもっていると「食生活」が乱れがち。私などもついついスナック菓子に手が伸び、気づけば「塩分過多」になっている事も。

以前、とある番組の企画会議でのこと。

「健康企画」を考える中、「医者に監修してもらって『毎日摂っている塩分を入力したらこのままいくと何年後に死ぬかが分かる』っていう余命を計算できるアプリとか作れるんじゃない？」

というアイディアが。

確かに「塩分は生活習慣病を引き起こし、寿命に直結している」と言う研究がある。

塩分の取りすぎに注意：農林水産省

「例えば、７０才で死んだ人はだいたい毎日どのくらいの塩分を摂ってたかかわかる機能も付けたら？」

一同「いいね〜！」と盛り上がる中、私はある事に気付いた。

「ちょっと待って！この計算アプリ、例えば『定年を終えた旦那に６０歳で死んで欲しいなら、毎日○グラムの塩分を摂らせればいい』って、計画的殺人に使えてしまうんじゃ…」

「悪魔の計算機だ…」と一同ザワザワ。「これはなかった事に…」

こうして私は「悪魔の計算機」の誕生を阻止することが出来たのです。

皆さんもお籠もり中の「塩分過多」にはご注意を！