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「ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒される本」を読んで

私はいつも疲れています。

 それはただ単に疲れているというレベルではありません。私はメンタル疾患を患っている為、とても疲れを感じやすいのです。

 私の尊敬する樺沢紫苑先生が今回出された新刊、「ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒される本」のタイトルには心が躍らされました。

 まさに疲れている私のために出された本だと思いました。ちょっとどころのお疲れではないのですが、先生が出された本なら必ず癒してくれるはずだと。

ワクワクしながら目次を開きました。

 すると目次には章立てされた悩みの項目が並んでいました。そして案の定、私の悩みは「不安や無気力、疲れを癒す」の章に集中していました。私は悩みの順に中を読んでいきました。

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★今何をすればいいかわからなくて将来が不安です

 私はメンタル疾患を患っている為、障害者雇用枠で働いています。しかし、収入は学生のアルバイト並みです。そして、現在は単身独身で生活しています。働けるだけまだ良いのですが、将来にかなりの不安を持っています。

 今のところ、自分の健康状態を鑑みると転職はできません。しかし、何かしなければ今の生活は何もかわりません。でも、今の自分に何が出来るかがわかりません。

 そこで、本に何が書いてあるのか読んでみました。その答えは、『とりあえずアウトプット力を磨きSNSやインターネットに情報発信をしてみる』という事でした。

あっ、なんだ。
じゃあ「とりあえず」は出来ているじゃないか。
そこで少し心が楽になり、フワッと癒されました。

次に気になる項目を読んでみました。

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★ライフワーク(天職)を見つけるためにはどうすればいいですか

 先ほど書いた通り、私は障害者雇用枠で働いています。しかし、それはガチガチのライスワークです。好きでもないし、楽しくもありません。

 かといって、特に何かの特殊な知識やスキルがあるわけでもないし、好きな仕事や人に誇れる趣味もありません。

 そこで、本に何が書いてあるのか読んでみました。その答えは、『コンフォートゾーンから出てプチチャレンジをしてみる』という事でした。

 例として、「異業種の人との雑談」というのが書いてあったのですが、まさに先日、異業種交流会のバーベキューに参加してきたのです。

あっ、なんだ。
じゃあ色々やっているじゃないか。
そこで少し心が楽になり、フワッと癒されました。

次に気になる項目を読んでみました。

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★人生は何歳からでもやり直すことはできるのでしょうか

 私のこれまでの人生は決して穏やかなものではありませんでした。病気による失業、破産、離婚。一度は奈落の底に突き落とされて、死のうとした時もありました。

 現在も病気によって、一般の会社に勤務できる状態ではありません。そして、人生の折り返しの年齢も過ぎました。こんな状況で人生のやり直しなんて本当にできるのか?

 そこで、本に何が書いてあるのか読んでみました。その答えは、『インプットとアウトプットを習慣にしていれば何歳からでもやり直せる』という事でした。

 「今が何歳でも、読書をしたり、人と会ったり、自分のコンフォートゾーン(快適領域)を出て、色んな経験をして、チャレンジして、経験値を積み上げていくことが大切です。」

 この言葉を読んで人生は折り返したけど、まだ人生の半分は残っているのだから、今からやれる事はまだまだある!と勇気を貰えました。

 この項目の終わりには、「希望を持って生きて行きましょう。」という言葉で締めくくられており、それを読んで胸に熱い想いがこみ上げてきて、これからも希望を持って生きて行こうと強く思いました。

最後はブワッ!と癒されました。


※この感想文は樺沢紫苑先生主催の感想キャンペーンにおいて「最優秀賞」をいただきました。

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