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公務員やめて日本縦断の旅をした話【4日目】

旅行4日目
いよいよ北海道に初上陸です!
前回の記事はこちら↓

青森港07:40-函館港11:20

青森駅の近くにあるホテルに泊まりました。ホテルには大きなお風呂とサウナがあり、長い旅の疲れを癒すことができました。朝食はバイキングスタイルで、久しぶりにしっかりとした食事を楽しむことができました。旅行するとなぜか野菜が食べたくなりますね。

朝食バイキング

タクシーでフェリー乗り場へ向かいます。時間帯によってはバスもあるようです。フェリーターミナルに到着。ターミナルでチェックインするとバスに乗ってフェリーの横まで向かいます。空港の沖どめみたいな感じです。
沖縄・奄美航路のフェリーと同じくらいかなりデカい。車の乗船口の横を歩いて乗船します。大型トラックがいっぱい乗船していきます。車両デッキもかなりの広さ。本州と北海道は道路が繋がっていないのでかなりの需要があるのですね。

津軽海峡フェリーブルーハピネス

7:40に出港。
津軽海峡フェリーのブルーハピネス。船内はとってもきれいで中も広いです。

https://www.tsugarukaikyo.co.jp/ferry/blue_happiness/

平日ということもあり、客室はほぼ貸切。荷物を置いてデッキへ上がります。快晴でとてもいい天気。岩木山や八甲田山がとてもきれいに見えました。昨日は暗くて何も見えなかったからな・・(汗)

船内に戻りカーペット敷の客室でしばらくゆっくりします。昨日はほぼずーっとロングシート(横長のシート)で座り心地悪かったもんなぁ。北海道の車両はクロスシートだといいなぁ。
北海道が近くなるとまたデッキへ上がります。函館山が近づいてきました。
いよいよ北海道に到着!定刻より早くつきました。天気も良くて最高!

函館フェリーターミナルから函館駅へ。徒歩5分ほどの北大前バス停からバスで函館駅に向かいます。
函館の街。道路の路面(舗装)がでこぼこボロボロ。雪のせい?除雪?塩カル?土木をかじったのでこういったところに目がいきます。バスの車内放送が鹿児島のバスと同じ声だったのでなんだか懐かしくなりました。

函館の路面電車

函館駅は再開発されたようで新しい駅舎。新幹線が開通したからでしょうか?
出発まで1時間ほどあったので駅の周りをぶらぶら。駅近くの市場を見学。本場のカニのデカさに驚きました。

函館12:35-長万部14:58

長万部(おしゃまんべ)行きは1両の国鉄型車両。函館からは立つ人も少しいるぐらい賑わっています。七飯(ななえ)まででほとんどの方が降りていきました。そのまま乗っている人は僕と同じような旅人だけ。

長万部行き列車 函館駅にて

この列車は新幹線駅の新函館北斗駅とは別なルートを通ります。九州とは全然違う景色。樹木が全く違う。
函館から30分ほどで大沼が見えてきました。大沼は本当にきれい。沼なのか湖なのか、向こうには駒ヶ岳が見えます。

大沼

大沼から森の中を進む。ほとんど人の手が入ってないような森の中。時々畑があり人家もちらほら。空き家っぽいものも多い。
海が見えてきた。噴火湾。対岸の白い山々が見える。天気に恵まれてツイてた。ずーっと続く綺麗な海。相変わらず乗降はない。ボックスシートでゆっくりと景色を楽しみました。

噴火湾沿いの車窓

長万部に到着。ここで究極の選択となる。
室蘭、苫小牧の海岸線を通る室蘭本線か?
倶知安、小樽を通る函館本線(山線)か?
迷わず山線を選ぶ。山線の方が時間はかかるけど、北海道新幹線が通るということで廃止が決定した。今のうちに乗らなきゃということで決めました。
次の小樽行きの出発まで1時間40分もある。

長万部駅の時刻表

途中下車してみることに。駅の観光案内所で何があるか調べてみたけど、歩いて行けないようなところばかり。
駅前にかなやという駅弁屋があります。カニ飯が有名らしい。外に駅弁の自販機があり、お店には人の気配はありません。
まちを歩いてみましたが、他に歩いている人は全くいません。結構空き家も多かったな。うちの地域も似たようなもんだけど、ここまで人に会わないことはないなあ。寒いということもあるのかな?逆に不審者と思われないか心配しました。
特に行くところもないのでスーパーを覗いてみました。酒とか調味料、魚、惣菜とかスーパーは地域性が見えて面白い。サッポロクラシックと夜ごはんの海鮮丼を買って駅に戻ります。

長万部駅前

長万部16:38-小樽19:50

小樽行きの列車。最新のハイブリッドディーゼル車。確か新潟の村上からの羽越本線も似たような車両だったな。窓も大きくて乗り心地も良かったです。

ハイブリッド車両

森の中を進みます。今回の旅で間違いなくベストの車窓。バンビの映画に出てきそうな森の雪景色。ビールを買ってきて正解でした。

サッポロクラシックと雪の車窓

羊蹄山とニセコアンヌプリが少しずつ近づいてくる。蘭越からは川に沿って進みます。川と羊蹄山がとてもきれいです。倶知安を過ぎたあたりで暗くなりました。

羊蹄山

小樽19:57-札幌20:42

小樽に到着。門司港駅みたいにレトロな駅です。
裕次郎と記念撮影して、快速エアポートで札幌へ向かいます。
札幌までは指定席に無料で座れます。ゆっくり座れて良かった。

小樽駅

札幌21:00-岩見沢-滝川22:09

先を急ぎたいので札幌から岩見沢までの1区間を特急でワープして先に出た列車を追い越します。特急を使わずに次の普通列車に乗ると滝川止まり。追い越すと富良野まで行けます。
いったん改札を出て岩見沢までの特急券+乗車券を購入。札幌駅をゆっくり見たかったけどトイレに寄るだけで先に進みます。
特急カムイはシルバーのかっこいい特急列車。久しぶりの都会の夜景を眺めます。
岩見沢で追い越した列車に乗り換えます。流石に北海道の夜は寒い。
滝川に到着します。

特急カムイ

滝川22:21-富良野23:28

滝川から根室本線で富良野まで向かいます。1両の国鉄型ディーゼル車。3人ぐらいしか乗ってません。
山の中を進んでいきますが真っ暗なのでほとんど景色は見えません。途中で鹿が出てきて急ブレーキをかけていました。
富良野の到着。今夜の宿はゲストハウス。結構きれいなゲストハウスでした。宿泊者は多分僕だけでは?という感じでした。時間があったら宿でもゆっくりしたかったなぁ。とてもすてきなゲストハウスでした。

富良野行きの終電

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