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教育のルール 

世の中には深くて意味のある教育と遠回りで効率の悪い教育方法が在ります。今の暗記を軸とした日本の教育評価制度では不合理な点が多く、若い人の貴重な時間を無駄にしている面があるように思います。

先ず勉強は自発的な行為が伴った方がいいでしょう。つまり勉強の内容は日常生活と関連のある具体的な作業を伴うものが生徒には受け取り易いものです。例えばワイシャツのアイロン掛けの方法などは自分の頭に浮かんだアイデアを生かし易いし、実生活にも役立ちます。スイスの大学では教養課程でこれを教えているらしいのです。

実生活に役立つモノか、作業の時間配分と使い方を考え、時間が人間の持つ財産の中で最も重要なものである事を理解しましょう。何によって勉強に対する衝動が起きるのか、その衝動によって人生の必需品も贅沢品も得られるという事を理解しましょう。

何をどう食べるのか、正しい食生活と心身の健康との関連について考える。性衝動の本質とその働きについて学ぶ。そして何よりも性衝動は自分を成功させる原動力に転換できる事を理解する。

習慣のリズム

子供も大人も経験する日常生活の具体的な場面を可能な限り多くの例を挙げて、習慣による長所と短所をその本質と可能性の両面から考える。習慣のリズムを通じて習慣が固定化される様子を経験する。習慣が習慣を呼びその結果によって自分の頭で考えられないような人間になれる事を経験する。

一時的な敗北と本物の失敗の違いを学ぶ。そしてあらゆる失敗に含まれているそれに見合うだけの成功の種を見つける方法がある事を自覚する。自分の考えはどんな事であってもまず表現してみる。また他人の考えに対しては受け入れる事も拒絶する事も自由であり、常に自分の判断で物事を決める権利がある事を理解する。

私達の脳が大自然の偉大な知恵の宝庫からのエネルギーを受け取る受信機である事を理解する。そのエネルギーは明確な思考にしか反応せず、脳の機能は思考にあるのではなくて思考を喚起する刺激を解析する事にあると理解しましょう。

睡眠の前にその日の事を振り返る

心の調和

心の調和を保つ事は大切です。そして心の調和は自制心によってしか保てない事を理解します。常に求められるよりも多く、また、より上質のサービスを提供する事を習慣づけしましょう。他人に対して行った事は全て自分に還ってくる事も理解しましょう。

 禁止はしませんが、タバコ・酒・麻薬や過度のセックスは意志の力を破壊して『流される』習慣を作るものです。親であろうと宗教指導者であろうと、他人が言った事を単にその人がそう言ったということだけで信じてしまう事の危険性を理解する。そして第6感を研いて使う事を奨励します。つまり未知のソースからもたらされた様々なアイデアを慎重に吟味するという事です。

明確な目標を明確な計画の元に粘り強く継続的に追い求める事が人生の次元を上げる最もレベルの高い祈りである事を理解する。

この世で自分が求める理想は自分が世の中に提供するサービスの質と量によって決まります。全ての問題には適切な解決策があり、その解決策は大抵その問題を創り出した環境の中に見つかるものです。

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