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アートの思考過程

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現代美術活動の中で考えるたこと。
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2018年12月の記事一覧

精進します。

精進します。

被写体が言うのも何ですが、これ、いい写真ですよね。撮影は皆さんご存知の大野浩志さんです。誰かにトーク中の写真を頼もうと思っていたのに、すっかり忘れてしまったので、超絶有り難かったです。ありがとうございます!

八木さんとのトークは楽しかったのですが、時間が経つほどに、「あそこはもっと言いたいことがあった」「あそこはもっと違う聞き方がよかった」など、思うところはたくさんあります。また、こんなトー

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"どこどこ"トークイベント

"どこどこ"トークイベント

梅田蔦屋書店で開かれた、"どこどこ"こと、岸政彦、北田暁大、筒井淳也、稲葉振一郎著『社会学はどこから来てどこへ行くのか』(有斐閣、2018刊)のトークイベントに参加しました。僕自身、梅田蔦屋も4thラウンジもどこ?って感じなのですが、周りを見ると沖縄から来たとか、名古屋から来たとか言ってるので、甘ちょろい自分を反省。著者4名が揃うのはこれが初めてということなので納得です。

トークの内容は、あ

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上妻世海『制作へ』トークイベント

上妻世海『制作へ』トークイベント

京都岡崎蔦屋書店の上妻世海トークイベント「制作へ/から」に参加しました。聞き手として+Mさんがご一緒でした。実は、この「制作へ」関連のイベントは東京で多数開催されていたのですが、関西での告知がぜんぜん無く、何でだろぉと思っていたので、やっとキタッ!という感じです。

トークは、+Mさんの絶妙な解説もあり、自分で読んだだけでは分からなかったことも理解が深まり、そして大変愉快なものでした。ただし、

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上妻世海著『制作へ』

上妻世海著『制作へ』

上妻世海著『制作へ』(エクリ2018)を読みました。ツイッター上は絶賛の声が多数。これは楽しみだぞ、と思って手に取りました。いやぁ、ところがどっこい、読めども読めども、何が書いてあるのか理解できない。基本的に長文の引用があり、それに対するテキストがあり、そしてまた引用。引用を解説するための引用まであり。引用元にも独自の文脈があるはずですが、そこまでは分かりようがなく、その説明にさらに引用では、もは

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『社会学はどこから来てどこへ行くのか』

『社会学はどこから来てどこへ行くのか』

"どこどこ"こと、岸政彦、北田暁大、筒井淳也、稲葉振一郎著『社会学はどこから来てどこへ行くのか』(有斐閣、2018刊)を読みました。社会学をリードする研究者の方々が、社会学について本音で語った、白熱した対話の記録で、とっても面白かったです‼︎………。と、言いたいところですが、さすがにこの本を面白いと思うためには、社会学の世界に何かしら足を踏み入れていないと難しいのでは、と感じさせるほど、専門的な内

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