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PCからプリントアウトまでの流れ

2日続けて技術系の話だったので今日も技術系で書きます。
3日で一旦終わりかも?

こんにちは、サラリーマンOBの谷です。

皆さんは仕事などでプリントアウトしますよね。
どの様な仕組みでPCからプリンターに
データが届いてプリントアウトされるのか?

ご存知ですか?

技術の話題にします

2日間にかけてゼログラフィーの原理と
見える仕組みをお話ししたので
プリントアウトは
ほぼ理解できているのではないでしょうか。

今日はPCで作成したドキュメントからスタートします。

人間の目で意味を認識できる記録はプリントだけ

いきなりのお題ですが
PC処理で人が認識できる生産物はプリントだけなんですよ。

ディスプレイは電源を消せば消えますし
データ描写しているだけです。

01データの羅列がDISKやメモリー上にあるのですが
人はそのデータを見ても意味をなしません。

意外とプリントは大事ですね。

PC出力からドライバーへ

PCにはOSがインストールされていて
人との接点としてディスプレイ、キーボード
マウスがあります。

このキーボードから入力されたキーデータを
画面表示したりメモリーに書き込んだり
DISK(SSD)へ記録したりしています。

このときのアプリケーションは
メモ帳やワード、表計算がありますね。

ここでドキュメントが完成すると
いよいよプリントアウト出力へ。

印刷ボタンを押すとプリンターにデータが送られます。

この時
プリンタードライバーというものが必要となります。

簡単にいうと通訳することが仕事です。

Windows やMacから印刷データを送り出すときは
OSの出力機能を使うのですがプリンターの
メーカーや機種によって印刷用の
制御方式や記述方式が少しずつ違うのです。

なので
そのプリンターに合わせたドライバーがいるのです。

時々見かけませんか?

機種違いのドライバーを使ってプリントすると
数字や英語文字の羅列が大量にプリントされたことが。

これは、プリントデータが制御されずコードや
データ値がそのまま出る様な状況です。

ネットワーク上へ

続いて無事、
PCから送り出すことができたらネットワーク上を流れます。

この時ページデータは圧縮されパケットとなって
指示されたIPアドレスに飛んでいきます。

それぞれのパケットにはヘッダー情報があり
データの順番を正しく戻して処理するための
番号などが割振られています。

プリント指示した時、ページデータが
1ページ単位の一塊で順番に送られているわけではありませんよ。

PCはマルチスレッドと言って
順次平行処理で色々な仕事をしているので
次々と処理にかかります。

それも超高速処理で切り替えが行われているのです。

なので、
のんびり1ページ分をまとめてパケットにして・・・
なんてことはできません。

出来るところからヘッダー番号を割り振って
データを送り出します。

お目当てのIPアドレスのプリンターに無事届くと
ページデータを順番どうりに戻します。

そしてデータを取り出し、レーザー制御装置に届けます。

プリント処理へ

思い出してください。

プリンターの露光、現像、転写に進んでいきますが
感光体は回転しているのでページごとに
版画の様には映せません。

ピクセルデータ処理となるのです。
(PIXELと言われるデジタル画像最小単位の
データをレーザー制御装置に渡します)

このピクセルデータでレーザー光がON /OFFすると
感光体上に静電潜像ができます。


いかがでしたか?

簡単にわかりやすく、出来るだけ
専門用語を減らして書いたつもりです。

間違っているところがあるかもしれませんが
ご愛嬌ということで・・・

では!

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