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出来上がったコロナ融資申請書一式

今日、3回目のコロナ融資申請が一式完成しましたので、融資申請について書いてみました。

こんにちは、サラリーマンOBの谷です。

コロナ融資は3年間が勝負

融資実行から3年間、基準利率から0.9%低減した利率が適用される。
3年経過後は基準利率に戻ります。
さらに基準利率から0.9%低減した利率部分は中小企業基盤整備機構から利子補給される。
ってことは、3年間実質無利子です。

申請書と添付資料一式

今日、コロナ融資申請書を書きました。
私は過去に創業融資をコロナ融資に全額借り換えしています。

今回は増資で申請です。

なぜコロナ融資?
上でも書きましたが、3年間利子補給で実質無金利だからです。

法人で公庫と取引があれば必要なものは以下の2点。
借入申込書
売上減少の申告書

今回、私は取引があるので上記の2点でOKですよ。

でも決算報告書、確定申告、書月次損益計算書、事業計画書を合わせて送付します。

理由は
・融資が必要な理由を明らかにする
・経営状態を理解してもらう
・今後の業績見込みを提示する

この資料で月次の売上の3倍程度を融資額として申請します。

単に、申請月の単月売り上げが直近3ヶ月平均の5%以上減少したからだけでは審査は厳しいでしょう。
融資されても、おそらく大幅減額ですね。

でも、きちんと計画書をつけて事業拡大や見直しを明確にすることで審査もスムーズに行くと考えられます。

審査する側の立場に立って考えれば答えは自ずと答えは出てきますね。

FireShot Capture 048 - 新型コロナウイルスに関する相談窓口(国民生活事業)|日本政策金融公庫 - www.jfc.go.jp

大切な事業計画書の書き方


事業計画書の書き方

① 決算書、月次損益計算書を見て月次の売上ばらつきと平均を把握
② 原価、各種経費を確認
③ 新規事業展開を見込んだ売上を試算する
④ 原価を概算で計算
⑤ 試算表に落とし込み月次の収支を把握
⑥ 1年間程度の増減を月次に落とし込む
⑦ 一般管理費等必要経費の概算を試算表に入れる
⑧ 全体を見て経営者判断

この試算表をもとに融資額を決めます。

色々聞くところによると、融資額は月次売上の3ヶ月程度と言われています。

でも直近3ヶ月なのか、1年近く後の売り上げが伸びた3ヶ月なのか、年間月次平均の3ヶ月なのか、それはわかりません。

創業融資額とのバランスを考慮することも必要でしょう。

明らかに設備投資で領収書があればその金額は明確ですが、運転資金となればその使い道、使い方で融資額が決定されます。

提出書類は必要書類だけではダメ!

なぜ提出義務のない資料を作って申請書と一緒に提出するのか?

先ほども書きましたが審査員が判断するのに必要な資料だからです。

このような補足資料がなければ確認の電話が入ります。

そのときに「決算書、試算表を出してください」と言われますので最初から出しておいて、担当者から電話で質問された時に即答できるようにしておくことも必要だからです。

折り返し電話でもいいのですが資料がないと答えられないとの印象は拭えませんので。

追伸
初めて申請する場合、面談が必要となり日時調整後に日程が決められます。


この内容はあくまでも私個人の経験から書いた記事となっていますのでご了承ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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